マスゲーム
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マスゲーム (집단체조) は、社会主義国で好まれる体操のことである。集団で行うことに意味がある。
概要[編集]
マスとは1人の点が集まった大衆・庶民・多数・大量という意味であり労働者が当てはまる。
集団で指導し仲間と協力することで共産主義思想を植え付ける効果がある。特に有名なのが朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)である。
日本ではマスコミによって北朝鮮のイメージが定着してしまったが、集団で行う体操のことなので国や内容に決まりはない。かつては東ドイツなど他の社会主義国でも行われ、広く見ると日本の小学校などで行う運動会の体操や幼稚園で行われるパラバルーンなども当てはまる。
複雑で難しい内容にするほど社会主義を維持する効果があり北朝鮮では子どもたちにプロパガンダ音楽に合わせ行わせ、外国からの旅行客をもてなす重要な任務である。外貨獲得のため観覧料が数万円かかり席によって価格が異なる。一番高い席は最高価格100万ウォン(約10万円)である[1]。
映像では絵が動いているが絵を動かしているのも子どもたちであるという。歌唱は朝鮮少年団による抜群の歌唱が披露される。
このマスゲームの練習は早朝から深夜まで行われる過酷なもので体調不良で死亡することもある[2]。
関連動画[編集]
- 北朝鮮 達者な子供達(平壌の世界280) - 個人撮影 YouTube
- 2019年6月20日マスゲーム「不敗の社会主義」より - 朝鮮中央テレビ・習近平・金正恩 YouTube