新城市Sバス

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新城市Sバス(しんしろしSバス)とは、愛知県新城市コミュニティバスである。市民の間ではSバスと呼ばれることも多い。

概要[編集]

元々Sバスは旧新城市域の東郷中学区北部、千郷中学区北部の交通環境改善を図って新設された路線に付けられた愛称で、後に旧鳳来町営バス、旧作手村営バスの路線も総称するようになった。小中学校のスクールバスについでに一般利用者も乗せているような性格で、平日と土曜日の子供の登下校の時間帯を中心に運行して日曜祝日は運休という路線も多い。

路線ごとに運行委託事業者が異なる。詳細は各路線の項目を参照。

路線[編集]

豊鉄バス委託[編集]

豊鉄バス新城営業所に委託。豊鉄バスの路線図にも掲載があるが、豊鉄バスの発行する乗車券類は使用できない。

中宇利線
旧新城東高校 - 新城市民病院 - 一鍬田 - 大原 - 富岡 - 小畑
吉川市川線
新城市民病院 - 吉川上 - 市川 - 新城市民病院
作手線
新城富永 - 新城市民病院 - 作手高里

豊鉄タクシー委託[編集]

豊鉄タクシー新城営業所に委託。10人乗り(旅客定員9人)ジャンボタクシーで運行しており、駅前が狭くバスの乗り入れが困難な新城駅前ロータリーにも停留所を設置。

北部線
新城郵便局 - 新城駅 - 新城市民病院 - 新城市役所 - 保健センター - 大海駅 - 緑が丘
西部線
川田原滝 - 稲木 - 新城郵便局 - 新城市役所 - 新城東高校

新城市の自家用バスで運行[編集]

以下の路線は市が所有する自家用バスを利用し、自家用有償旅客運送の形態で運行されている。

秋葉七滝線
本長篠駅前 - 三河大野駅前 - 細川/阿寺 - 向久保 - 三河大野駅前 - 本長篠駅

ルートの殆どは国鉄バス遠三線の愛知県内区間と同じだが、本長篠 - 三河大野間は豊橋鉄道の路線だった。

長篠山吉田線
本長篠駅前 - 下吉田 - 柿本城跡 - 郷ヶ平 - 本長篠駅前

遠州鉄道鳳来寺線の愛知県内区間を引き継ぐ形で運行を開始。2023年9月までは県境を越えて静岡県浜松市の田沢まで運行していた。田沢では極めて限られた条件ながら浜松市自主運行バスに乗り継ぐことが出来、鉄道を利用せずに三河と遠州を移動することが出来た。

布里田峰線
鳳来中学校 - 玖老勢 - 西保育園前 - 大輪
塩瀬線
大海駅 - 玖老勢 - 西保育園前 - 塩瀬 - 上島田
湯谷温泉もっくる新城線
もっくる新城 - 新城総合公園 - 長篠城址前 - 本長篠駅前 - 三河大野駅前 - 井代 - 湯谷温泉駅南 - 鳳来寺山山頂

2020年10月に運行を開始したSバスの中で最も新しい路線であり、元が民間バス会社の路線ではなかった路線。

つくでバス守義線
診療所前 - 高里 - 守義 - 鳴沢橋
つくでバスデマンド路線
作手地区内を巡回し、予約のあった便・区間を運行。作手地区の他、北設楽郡設楽町の田峯バス停、鳳来地区の塩瀬バス停、豊田市のAコープ下山店バス停も乗降先として指定できる。