大鷹浪勝

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大鷹浪 勝
基礎情報
四股名大鷹浪
本名中田 バヤル
生年月日1983年8月9日(41歳)
出身テンプレート:MNG1949ウランバートル
身長179cm
体重121cm
BMI37.76
所属部屋立浪部屋
成績
現在の番付引退
最高位西幕下33枚目
生涯戦歴309勝314敗14休(92場所)
データ
初土俵2001年1月場所
引退2016年5月場所
備考
2016年5月25日現在

大鷹浪 勝(だいおうなみ まさる、1983年8月9日 - )は、モンゴル国ウランバートル市出身で、立浪部屋に所属していた元大相撲力士。本名は中田 バヤル、モンゴル名はバトバートル・ウーガンバヤルモンゴル語キリル文字表記:Батбаатарын Ууганбаяр ) 。身長179cm、体重121kg、血液型O型。最高位は西幕下33枚目(2007年7月場所、2010年5月場所)。

人物[編集]

大相撲安治川親方(第63代横綱旭富士)がモンゴルで行ったブフ(モンゴル相撲)の勝ち抜き戦に参加し、約100人の参加者の中から日馬富士、虎の山と共に3人で選出され、来日した。日馬富士(入門時、安馬)と虎の山(入門時、安虎)はそのまま安治川部屋に入ったが、当時外国出身力士は1部屋に原則2人までとされていたため、残った大鷹浪は現役時代、安治川親方の弟弟子だった立浪親方(元小結旭豊)の元に預けられて立浪部屋に入門し、2001年1月場所で初土俵を踏む。

2004年9月場所で幕下に初昇格。この場所は他にも鶴竜千昇大河大恩児の4人のモンゴル出身力士がいた。しかし幕下に定着することはできず、4場所で幕下の座を明け渡すと、2年間三段目に低迷した。2007年5月場所で7戦全勝の好成績をあげ、優勝決定戦蒼国来に敗れたが、翌7月場所では自己最高位となる西幕下33枚目まで一気に昇格している。しかしその以降も幕下に定着はできておらず、幕下と三段目を往復することが続いた。2016年5月場所限りで現役引退。[1]

2010年11月18日に日本への帰化が承認されている。

主な成績[編集]

  • 通算成績:309勝314敗14休(92場所)
大鷹浪 勝
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
2001年
(平成13年)
(前相撲) 西序ノ口31枚目
5–2 
東序二段100枚目
4–3 
東序二段72枚目
4–3 
西序二段50枚目
4–3 
東序二段27枚目
3–4 
2002年
(平成14年)
東序二段42枚目
6–1 
西三段目77枚目
3–4 
東三段目99枚目
3–4 
西序二段10枚目
4–3 
西三段目92枚目
4–3 
西三段目74枚目
2–5 
2003年
(平成15年)
西序二段3枚目
6–1 
西三段目42枚目
4–3 
東三段目29枚目
3–4 
東三段目44枚目
4–3 
西三段目29枚目
3–4 
西三段目44枚目
2–5 
2004年
(平成16年)
東三段目64枚目
4–3 
東三段目48枚目
3–4 
西三段目64枚目
5–2 
東三段目33枚目
6–1 
西幕下49枚目
5–2 
東幕下38枚目
3–4 
2005年
(平成17年)
西幕下45枚目
4–3 
西幕下39枚目
2–5 
東三段目2枚目
1–6 
西三段目33枚目
3–4 
東三段目52枚目
6–1 
東三段目3枚目
1–6 
2006年
(平成18年)
東三段目36枚目
4–3 
西三段目20枚目
2–5 
西三段目45枚目
4–3 
東三段目28枚目
3–4 
西三段目44枚目
4–3 
東三段目28枚目
4–3 
2007年
(平成19年)
西三段目13枚目
2–5 
東三段目41枚目
3–4 
西三段目57枚目
7–0 
西幕下33枚目
3–4 
東幕下41枚目
1–6 
東三段目14枚目
4–3 
2008年
(平成20年)
西三段目4枚目
5–2 
西幕下43枚目
2–5 
西三段目5枚目
3–4 
東三段目18枚目
5–2 
西幕下57枚目
5–2 
東幕下35枚目
3–4 
2009年
(平成21年)
東幕下45枚目
1–6 
西三段目17枚目
4–3 
西三段目7枚目
4–3 
西幕下58枚目
4–3 
東幕下48枚目
3–4 
東幕下58枚目
4–3 
2010年
(平成22年)
東幕下51枚目
2–5 
西三段目12枚目
6–1 
西幕下33枚目
3–4 
西幕下42枚目
2–5 
西幕下55枚目
2–5 
東三段目18枚目
4–3 
2011年
(平成23年)
東三段目9枚目
3–4 
八百長問題
により中止
西三段目21枚目
4–3 
東幕下57枚目
4–3 
西幕下47枚目
3–4 
西三段目筆頭
3–4 
2012年
(平成24年)
西三段目17枚目
4–3 
西三段目9枚目
4–3 
西幕下58枚目
3–4 
東三段目13枚目
2–5 
西三段目42枚目
4–3 
東三段目29枚目
2–5 
2013年
(平成25年)
東三段目54枚目
6–1 
西三段目筆頭
2–5 
西三段目28枚目
4–3 
東三段目16枚目
2–5 
西三段目44枚目
3–4 
西三段目59枚目
4–3 
2014年
(平成26年)
西三段目45枚目
4–3 
東三段目30枚目
2–5 
東三段目57枚目
4–3 
東三段目41枚目
4–3 
東三段目25枚目
5–2 
西幕下60枚目
3–4 
2015年
(平成27年)
東三段目12枚目
2–5 
西三段目33枚目
5–2 
西三段目6枚目
1–6 
東三段目39枚目
2–5 
東三段目68枚目
1–3–3 
西序二段3枚目
5–2 
2016年
(平成28年)
東三段目68枚目
4–3 
西三段目50枚目
0–3–4 
西三段目100枚目
引退
0–0–7
x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴[編集]

  • 大鷹浪 勝(だいおうなみ まさる) 2001年1月場所 - 2016年5月場所

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]