国道360号

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国道360号(こくどう360ごう)は、富山県富山市石川県小松市を結ぶ一般国道である。

概要[編集]

起点から国道41号と重複し、猪谷駅から南へ約1.5kmの丁字路で西へ進路変更して国道41号と分かれて角川駅付近まで高山本線と並行する。冬季の通行不能時以外は、天生峠を経由して白川郷へ至る。岐阜、石川県境は分断している。

沿線状況[編集]

富山県[編集]

国道41号から分岐すると急勾配を上がり、小さな集落に入る。かつてはここまで富山地方鉄道路線バスが運行していた。南に旧道を分岐して進路を南西に変えて延長約2kmの越路トンネルに入る。旧道は高山本線と宮川に沿っており、断崖峡路でガードレールはない危険な道路である。越路トンネルを抜けると東から旧道が合流すると高山本線に並行する。南西に廃道を分岐すると宮川を渡って岐阜県に入り、加賀澤トンネルに入り再び宮川を渡って富山県に入り、唐堀トンネルに入り再び岐阜県に入り、宮川を渡る。ここまでの廃道はかつての集中豪雨で道路が崩壊しており、通行止めとなっている。詳しくは外部サイトで。

岐阜県[編集]

かつては岐阜県飛騨市内では宮川の流れに沿っており、幅員が1.5車線と狭く、冬期間通行止めだった。路線改良により高山本線と並行する区間については通年での通行が可能になった。旧道は鉄道駅周辺では共用されているが、山間部では廃道となった区間もある。

石川県[編集]

石川県道53号岩間一里野線交点から国道360号となる。瀬戸野交差点より国道157号と重複して下吉野交差点で西に分岐して小松市内に入ると平坦になって石川県道22号金沢小松線国道8号国道305号と交差し、4車線となり、小松郵便局を過ぎると北陸本線の高架をくぐり抜けて空港西口交差点石川県道20号小松加賀線に接続する。

通過する自治体[編集]

(天生峠〔冬季通行止〕)

(この間分断

交差する道路[編集]


その他[編集]

富山市内と終点付近では歩道が整備されているが、岐阜県、石川県の県境付近では歩道は整備されていないところがある。起点付近と終点付近では路線バスが運行されている。

外部リンク[編集]