厚真町
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厚真町(あつまちょう)は北海道南部の胆振総合振興局管内勇払郡にある町である。
概要[編集]
この町は苫小牧市の東隣に位置する太平洋に面する農村である。明治3年(1871年)に初めて移住者が来往し、明治26年(1893年)には集団移民が入植した。明治30年(1897年)に厚真村戸長役場を設置し、明治35年(1902年)1月に町制が施行されて厚真町が成立する。厚真の町名はアイヌ語の「アツマト」から転訛したものであり、アツマトは湿地にアシの茂るところを意味する。
太平洋に注ぐ厚真川一帯が町域に当たり、米作農業と肉牛・乳牛・養豚などの畜産が中心的な産業である。太平洋沿岸では沿岸漁業も行なわれ、ホッキ貝や鰈、シシャモなどの水揚げが盛んである。
この町の観光地としては郷土資料館や厚真ダム、道の記念保護樹林に指定された樹齢400年前後を数える桜丘桜並木、幌内のエゾイタヤ、幌里のホロニレの木などがある。
平成30年(2018年)9月6日、平成30年北海道胆振東部地震により土砂崩れや家屋倒壊等の甚大な被害を受け、道内初の震度7を観測していたことが解析により判明した。
年中行事[編集]
特産品[編集]
人口の変遷[編集]
平成9年(1997年)度版『全国市町村要覧』によると厚真町の人口は5711人。平成30年(2018年)3月31日の住民基本台帳人口によると4655人である。