アイヌ語
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アイヌ語 | |
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基礎情報 | |
話される場所 | 日本 北海道島 |
語族 | アイヌ語族 |
話者数 | 不明(最終調査では5名) |
話者数の順位 | ランク外 |
言語コード | |
ISO 639-1コード | - |
ISO 639-3コード | ain |
アイヌ語(アイヌご)とは、現在の北海道や樺太、東北地方に先住していたアイヌ人が話していた言葉。独自の文字を持たず口頭のみで伝承されてきた。
概説[編集]
北海道などに住んでいるアイヌ人により話されている言葉。今では日本人にも馴染みが深くなっている。北海道の地名の多くはこのアイヌ語から取られている。
- 例
また、シシャモなどの一般的なものもアイヌ語が語源となっているものがある。
- 例
- シシャモ→シュシュ ハム(柳 葉)(コレがシシャモを漢字で表す時柳葉魚へなる元なのではという説がある)
アイヌ語の文字[編集]
アイヌ民族は独自の文字を持たなかったため、現在に残されているアイヌ語の資料の多くが外来の文字で書き表されている。以下にアイヌ語を書き表す際に良く使われる文字を示す。
- アイヌカタカナ[1]
- ラテンアルファベット
- キリル文字
尚それぞれの文字でアイヌ語で"アイヌ語"を書くとこうなる。[2]
主なアイヌ語[編集]
アイヌ語[編集]
- いまの北海道あたりで話されていたと考えられる。いわゆるアイヌ語。日本語で言う東京弁のようなもの。なお、以下の様な方言があり、それぞれ教科書も刊行されている[5]。
- 北東系
- 美幌方言
- 石狩川方言
- 十勝方言
- 静内方言
- 南西系
- 沙流方言
- 千歳方言
- 幌別方言
本州アイヌ語[編集]
- 今の青森県、秋田県と岩手県の北部で話されていたと考えられる。少し訛りやアクセントが北海道アイヌ語と違っていたと言われている。
アイヌ語(ロシア)[編集]
- 樺太や千島列島に住んでいた人々が話していた言葉。こちらも少し訛っていたと言われている。[6]
それぞれを分けて"樺太アイヌ語"、"千島アイヌ語"などと言うこともある。