北朝鮮旅行

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北朝鮮旅行 (きたちょうせんりょこう)

ここでは日本から朝鮮民主主義人民共和国への旅行について解説。

概要[編集]

日本では怖い国・危ない国・悪い国というイメージで語られる北朝鮮であるが、ヨーロッパ各国や中国では人気の旅行先となっている。この記事では旅行に行った方々や旅行社の情報から北朝鮮旅行について解説する。旅行は非日常を楽しむものであるが、自国との国交が殆ど存在しない社会主義国に旅行するというのは、まさに究極の非日常体験と言える。

日本は北朝鮮と国交がないため中国を経由する。羽田空港から北京首都国際空港に行き、北朝鮮の高麗航空平壌国際空港に向かう。平壌到着後、日本語話者の「案内員」が2名付き、監視されながらの旅行となり自由行動は一切できない。中国から鉄路で北朝鮮に入る手配もできる。

案内員にチップやお土産を渡すことで、ある程度融通が効くとされる。喜ばれるお土産は日本のタバコなどとされている。

写真撮影には厳しい規定があり、案内員への確認が必須であるほか、あまりに無礼な行為を行うと外国人も拘束・処刑の対象となる。

観光地[編集]

もともと朝鮮半島の北部は観光名所が多いことで知られる。案内員にリクエストすることで、多くの場所を観光し社会主義の素晴らしさや金日成金正日金正恩がいかに偉大であるかが案内してもらえる。

病院地下鉄スーパーマーケット小学校などを見学できるほか、マスゲームカウントダウンライブなどイベントが開催される時期はリクエストすれば観覧できるという。

多くの人が訪れるスポットに板門店がある。言わずと知れた韓国との軍事境界線(38度線)に位置する建造物で、一般の日本人観光客は韓国側から立ち入り観光するだろうが、真逆の北朝鮮側から観光することもできる。

また、ピョンヤン地下鉄も一部に人気の観光スポットであり、東側諸国のデザインを感じさせる駅の建築を間近に見学したり、実際に地下鉄に乗車したりすることができる。(同様に実際に乗車できる東側諸国デザインの地下鉄に、ロシア・モスクワ地下鉄やウクライナ・キエフ地下鉄が挙げられる。

グルメ[編集]

  • 高麗ホテルバイキング
大量の料理からお好きなものを選べるバイキング形式であるが、質素なものばかりである。
  • 平壌冷麺
平壌の冷麺を超えるものはないというほど、おいしいと評判である。アイスクリームがセット。
  • ハマグリのガソリン焼き
東海で取れた大量のハマグリをガソリンで焼いたものである。中身はおいしいと評判である。
  • 宮廷料理
開城では宮廷料理が出される。主に根菜類が中心である。

その他[編集]

これらは強制的に見学、飲食しなければならない。

日本の鉄道マニア34名が北朝鮮旅行!![編集]

2015年、日本の鉄道マニアが34名で中国から鉄路で北朝鮮に押し掛け、路面電車やトロリーバスを貸し切り楽しむ。この貸し切りの様子は、北朝鮮の公式観光PVに使用される。鉄道以外にカラオケで北朝鮮の名曲を熱唱[1]。再度、鉄道マニア以外で6名で北朝鮮に訪れ、ガイドが集結するマスゲームの会場で、ガイド全員に34名で来た人物だと知れ渡っていたという[2]

鉄道マニアの話からもスーパーマーケットの見学や平壌冷麺といった名物の話が出てくる。

金額[編集]

1人約18万円から25万円ほどとかなり高額となっている。旅行客は北朝鮮政府にとって外貨を獲得する手段であるため、ぼったくり価格となっておりミサイルに使われているとされる。

以下、日本の近隣の都市と比較。

参考価格:台北約4万円~ ソウル約5万円~ 上海約6万円~ ウラジオストク約7万円~

資料[編集]

数年前の様子[編集]

最近の様子[編集]

外部リンク[編集]

参考文献[編集]