仙台 - 気仙沼線
ナビゲーションに移動
検索に移動
仙台 - 気仙沼線(せんだい - けせんぬません)は、宮城県仙台市と気仙沼市を結ぶミヤコーバスが運行する高速バスである。
概要[編集]
当初は宮城交通が運転免許センター・東北道泉IC - 築館IC - 佐沼・津谷経由で運行していたが、経路変更により若柳金成IC - 千厩経由となった。ミヤコーグループの事業再編に伴い、運行会社はグループ会社の宮交気仙沼バス、さらにミヤコーバスに移管されているが、開設以来気仙沼営業所の担当は変わっていない。仙台では宮城交通仙台北営業所に入庫し休憩を行っている。
宮城交通は県内完結の高速バス及び山形線・上山線を「特急バス」と称しているが、本路線は例外とされている。
停車停留所[編集]
- 凡例 ○:乗車のみ取り扱い ●:降車のみ取り扱い
- 気仙沼行ルート :
所在地 | 停留所名 | 仙台 - 気仙沼線 | 備 考 | ||
---|---|---|---|---|---|
仙台 ↓ 気仙沼 |
仙台 ↑ 気仙沼 | ||||
宮城県 | 仙台市 青葉区 |
県庁市役所前 | ○ | ● | |
仙台駅前 | ○ | ● | 40番のりば(宮交仙台高速バスセンター) | ||
広瀬通一番町 | ○ | ● | |||
岩手県 | 一関市 | 薄 衣 | ● | ○ | |
千厩体育館入口 | ● | ○ | |||
千厩バスターミナル | ● | ○ | |||
一関市室根支所前 | ● | ○ | 室根村役場前より改称 | ||
宮城県 | 気仙沼市 | 前 木 | ● | ○ | 2005年8月31日までは仙台 - 大船渡線のバスも停車していた。 |
新月公民館前 | ● | ○ | |||
気仙沼駅前 | ● | ○ | |||
気仙沼市役所前 | ● | ○ | 気仙沼市内で唯一の大船渡線、南三陸線と3系統共通の停留所。 | ||
気仙沼案内所 | ● | ○ | |||
河原田 | ● | ○ |
運行回数[編集]
- 1日2往復。
運賃[編集]
2015年6月15日現在。
- 大人片道2,000円、小児1,000円
- 2枚綴り回数券3,700円(大人のみ設定)
歴史[編集]
- 2000年(平成12年)6月15日 - 仙台 - 気仙沼線(千厩経由)1日2往復で運行開始。
- 2002年(平成14年)8月10日 - 仙台 - 大船渡線の増便と同時にそれまで通過していた岩手県内の室根村役場前、千厩バスターミナル、千厩体育館入口、薄衣の各停留所に停車。前木停留所新設。
- 2005年(平成17年)
- 2008年(平成20年)9月1日 - 運行時刻を見直し。
- 2009年(平成21年)11月1日 - この日より同年11月中の土曜・休日限定で、「高速仙台南三陸線 3周年記念大感謝キャンペーン」として、仙台 - 気仙沼間の2枚綴り回数券を1,000円で発売(仙台 - 南三陸線と共通利用できるが、仙台 - 大船渡線の利用は不可)。
- 2010年(平成22年)10月1日 - 仙台 - 大船渡線、仙台 - 南三陸線とともにダイヤ改正。並びに仙台駅前の発着場所が5年1ヶ月ぶりに宮交仙台高速バスセンター(旧:宮城交通高速バス総合案内所)に戻る。回数券を3枚綴り(5,000円)から2枚綴り(3,400円)に変更。
- 2011年(平成23年)
- 3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響により運休。
- 3月18日 - 県庁市役所前 - 気仙沼市総合体育館間1日1往復(途中無停車)で運行を再開。
- 4月4日 - 1日6往復に増便、気仙沼市内で「気仙沼駅前」「市立病院入口」の各バス停に停車するようになる(一部便を除く)。
- 4月29日 - 東北道・一関IC - 千厩経由便と三陸道・登米IC - 本吉体育館経由の2系統に気仙沼線臨時バスを仕立て直し。前者は1日3往復・後者は1日2往復で、前者は仙台 - 気仙沼線(当線)の通常の往復数と同一となった(後者は仙台 - 南三陸線の記事も参照)どちらも気仙沼側起終点は気仙沼市総合体育館。
- 7月19日 - 登米IC - 本吉体育館を臨時に経由していた仙台 - 南三陸線がほぼ所定の経路(桃生津山IC出入り)に戻して運行再開。
- 2012年(平成24年)
- 2013年(平成25年)12月1日 - この日発売分の回数券より有効期限を設定(2015年3月31日まで、以降適宜更新)。
- 2014年(平成26年)4月21日 - 気仙沼市内の運行経路を変更、ほぼ東日本大震災前の経路に戻る。「市立病院入口」「総合体育館」の各バス停を廃止[1]。
- 2015年(平成27年)6月15日 - 運賃改定[2]。
- 2016年(平成28年)2月29日 - 運転士不足の影響により、1往復を減便、1日2往復となる[3][4]。
利用状況[編集]
年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
2002(平成14)年度 | 365 | 1,446 | 26,684 | 73.1 | 18.5 |
2003(平成15)年度 | 365 | 1,461 | 28,824 | 79.0 | 19.7 |
2004(平成16)年度 | 365 | 1,451 | 26,534 | 72.7 | 18.3 |
2005(平成17)年度 | 365 | 2,182 | 34,549 | 94.7 | 15.8 |
2006(平成18)年度 | 365 | 2,004 | 32,732 | 89.7 | 16.3 |
2007(平成19)年度 | 366 | 2,190 | 38,880 | 106.2 | 17.8 |
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ 平成26年4月21日から高速バス「仙台~気仙沼線」及び「仙台~南三陸線」の経路を変更します。(宮城交通 2014年4月16日)
- ↑ 【気仙沼線・南三陸線】平成27年6月15日(月)に高速バス「仙台~気仙沼線」「仙台~南三陸線」の運賃改定を行ないます。(宮城交通 2015年5月22日)2015年6月18日閲覧。
- ↑ 【気仙沼線】【南三陸線】平成28年2月29日(月)に高速バス「仙台~気仙沼線」「仙台~南三陸線」を減便いたします。(宮城交通 2016年2月22日)2016年3月6日閲覧。
- ↑ 宮城交通 高速バス2路線減便 仙台−気仙沼間、1往復ずつ/宮城(毎日新聞 2016年2月25日)2016年3月6日閲覧。