井戸将元
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井戸 将元(いど まさもと、? - 天正7年7月19日(1579年8月11日))は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。織田家の家臣。通称は才介(さいすけ)。
生涯[編集]
大和国の井戸良弘の一族とも言われるが、出身地が美濃国、あるいは尾張国とする説があり、血縁関係は無いとも言われている。
織田信長の馬廻に列し、『甫庵信長記』や『当代記』では元亀元年(1570年)9月の野田・福島の戦いの際に佐々成政、福富秀勝、野々村正成らと共に森口のあたりで石山本願寺の一揆軍と戦ったと記録されている。
天正3年(1575年)に信長が嫡男の織田信忠に家督を譲った後も、信長の馬廻として仕え続けた。天正7年(1579年)7月19日、信長の命令を受けた信忠により殺害された。『信長公記』ではその理由を、信長が安土城に居城を移した後も妻子を安土に移さず、他所を渡り歩いて奉公を怠ったことを信長の勘気に触れたため、としている。