ボルゴグラード

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ボルゴグラードとは、ロシア首都であるモスクワの南およそ950キロにある都市である。2018年時点での人口はおよそ102万人。

概要[編集]

この街は1589年に建設された。1925年までは皇帝の街を意味するツァーリーツィンと呼ばれていたが、1925年からはソ連の最高権力者となったヨシフ・スターリンの名前を取ってスターリングラードと呼ばれるようになった。この街は交通の要衝であり、戦車工場があったことで知られる。そのため、第2次世界大戦中の1941年6月独ソ不可侵条約破棄された際、ナチス・ドイツ軍によって1942年7月に攻撃が開始された。いわゆるスターリングラードの戦いであり、ロシア最大の激戦地となり、およそ200日間の死闘で両軍合わせておよそ260万人が死傷し、当時は50万人いた市民はおよそ3万人にまで激減して市街は壊滅的な被害を受けたといわれる。この戦いは最終的にソ連軍が勝利し、その戦勝を記念して市街を見下ろすママエフの丘に建立された高さ52メートルの女性像・「母なる祖国像」などが有名である。

1961年スターリン批判を受けてスターリンが批判されるようになると、市街の名はボルゴグラードと改めた。スターリングラードの戦いで壊滅的な被害を受けた市街はロシア全土からの支援を得て徐々に復興し、1972年には共に戦争の悲惨さを伝える市街として原爆を落とされた広島県広島市姉妹都市提携を結んでいる。市街の中心部には「スターリングラード攻防戦パノラマ博物館」も存在する。

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