ポテトライナー
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ポテトライナーは北海道中央バス、北都交通、ジェイ・アール北海道バス、十勝バス、北海道拓殖バスの5社が札幌~帯広間で共同運行する都市間高速バス路線。芽室経由と音更経由のほか直行便及び特急の4形態で運行する。
沿革[編集]
- 1989年7月27日 - 札幌帯広間の帰省バスの予約受付開始。
- 1989年8月11日 - 臨時運行。
- 1989年12月10日 - 帰省バスの予約受付開始。座席指定制に変更。
- 1989年12月22日 - 臨時運行。
- 昼行便4往復、夜行便1往復。運行期間は12月22日~1月10日。昼行便は23日始発より運行。
- 所要時間を約5時間00分に短縮。
- 帯広側の発着を帯広駅前バスタッチに変更。国道西17条降車場を新設。
- 1990年3月9日 - 各社1往復ずつを担当する4往復で定期運行を開始。
- 1990年10月31日 - 札幌ターミナル(北1条西1丁目降車場)を時計台前に改称。
- 夏期の所要時間を約4時間40分に短縮。
- 1991年(平成3年)4月20日 5往復に増便。4枚綴り回数券新設。西帯広・西3条1丁目の降車取扱いを開始。夜行便利用者にホテル法華クラブの休憩・朝食優待割引を開始。
- 1991年9月20日 - 国道274号日勝峠開通に伴う改正。
- 運行経路を日勝峠経由に変更。所要時間を約4時間15分に短縮。
- 夜行便の定期運行を廃止。昼行便を5往復に増回。
- 経路短縮に伴い運賃を値下げ。
- 1991年12月27日 - 繁忙期に合わせたダイヤ改正。
- 昼行便1往復、夜行便1往復を期間限定で運行。以降、さっぽろ雪まつり期間を含める繁忙期の運行が続く。
- 1995年12月1日 - 大谷地ターミナルを新設。昼行便のみ停車。
- 1996年4月1日 - 大谷地ターミナルを地下鉄大谷地駅に改称。
- 1997年(平成9年)9月1日 1往復を十勝川温泉まで延長。清水・芽室・西帯広での乗降を開始。夜行便は一部停留所を通過。ポテトライナーと十勝川温泉線、然別線の乗り継ぎ割引乗車券を新設。
- 1999年4月1日 - 全席禁煙化。
- 1999年10月7日 - 道東自動車道夕張IC開通に伴うダイヤ改正。
- 運行経路を道東自動車道経由に変更。所要時間を約4時間00分に短縮。
- 学生割引を新設。11月30日までの期間限定で親子割引も設定。
- 2000年12月1日 - 繁忙期の臨時便を昼行に統一。夜行便を廃止。
- 2002年12月1日 - ダイヤ改正
- 発車オ〜ライネットによるインターネット予約開始。御影での乗降を開始。帯広駅バスターミナル供用開始に伴い、発着を同バスターミナルに変更。
- 2005年(平成17年)4月1日 音更経由を新設。音更大通11丁目・木野大通16丁目・木野農協前での乗降を開始。
- 2006年4月1日 - ローソンでの予約・乗車券発売開始。
- 2006年7月21日 - 札幌行に南郷18丁目降車場を新設。札幌ドーム行シャトルバスと連絡。
- 2007年12月1日 - トマムIC経由開通に伴うダイヤ改正。
- 芽室経由をトマムIC~十勝清水IC経由に、音更経由をトマムIC~音更帯広IC経由にそれぞれ変更。
- 2008年10月15日 - 木野農協前にてパーク&ライドサービス開始。
- 近接するハピオガーデン駐車場を利用可能。有料(1日あたり300円)。前日までに現地での予約が必要(電話での予約は不可)。
- 2011年(平成23年)10月7日 札幌―十勝管内の全区間、道東自動車道での運行となる。直行便の運行開始。
- 2016年(平成24年)4月1日 札幌駅バスターミナルへの乗り入れ開始。
- 2017年(平成29年)3月31日 帯広駅前〜十勝川温泉間の運行を終了。
- 2018年(平成30年)6月2日 特急の運行開始(土日祝のみ。2往復)。
停留所[編集]
2018年(平成30年)6月現在
凡例 ○:乗車のみ取り扱い ●:降車のみ取り扱い ↓↑:通過又は経由せず
所在地 | 停留所名 | 芽室経由 | 音更経由 | 直行便 | 特急 | 備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
札幌 ↓ 帯広 |
札幌 ↑ 帯広 |
札幌 ↓ 帯広 |
札幌 ↑ 帯広 |
札幌 ↓ 帯広 |
札幌 ↑ 帯広 |
札幌 ↓ 帯広 |
札幌 ↑ 帯広 | |||
札幌市 | 札幌駅バスターミナル | ○ | ● | ○ | ● | ○ | ● | ○ | ● | のりば16 |
中央バス札幌ターミナル | ○ | ● | ○ | ● | ○ | ● | ↓ | ↑ | ||
北2条西3丁目 | ↓ | ● | ↓ | ● | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | 降車専用 | |
時計台前 | ↓ | ● | ↓ | ● | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | 降車専用 | |
南郷18丁目駅 | ↓ | ● | ↓ | ● | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | 降車専用 | |
大谷地駅 | ○ | ● | ○ | ● | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | ||
清水町 | 清水 | ● | ○ | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | |
御影 | ● | ○ | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | ||
芽室町 | 芽室 | ● | ○ | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | |
音更町 | 音更大通11丁目 | ↓ | ↑ | ● | ○ | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | |
木野大通16丁目 | ↓ | ↑ | ● | ○ | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | ||
木野農協前 | ↓ | ↑ | ● | ○ | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | パーク&ライド可能 | |
帯広市 | 国道西22条 | ● | ○ | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | |
十勝バス本社 | ↓ | ↑ | ↓ | ↑ | ● | ○ | ↓ | ↑ | パーク&ライド可能 | |
国道西17条 | ● | ○ | ↓ | ↑ | ● | ○ | ↓ | ↑ | ||
西3条1丁目 | ● | ↑ | ● | ↑ | ● | ↑ | ↓ | ↑ | 降車専用 | |
帯広駅バスターミナル | ● | ○ | ● | ○ | ● | ○ | ● | ○ | のりば5 |
運行経路[編集]
芽室経由便
- 札幌市 - (道央自動車道 札幌南IC - 千歳恵庭JCT) - (道東自動車道 千歳恵庭JCT - 夕張IC) - (道東自動車道 トマムIC - 十勝清水IC) - 上川郡清水町 - 河西郡芽室町 - 帯広市 - 河東郡音更町
音更経由便
- 札幌市 - (道央自動車道 札幌南IC - 千歳恵庭JCT) - (道東自動車道 千歳恵庭JCT - 夕張IC) - (日勝峠) - (道東自動車道 トマムIC - 音更帯広IC) - 河東郡音更町 - 帯広市
運行本数[編集]
- 芽室経由 - 4往復
- 音更経由 - 4往復
- 直行便 - 2往復
- 特急 - 2往復
所要時間 [編集]
- 芽室経由便 約3時間45分
- 音更経由便 約3時間40分
- 直行便 約3時間30分
- 特急 約3時間25分
運賃[編集]
区 間 | 片道運賃 | 往復券 | 回数券(4枚綴り) | 備 考 |
---|---|---|---|---|
札幌 - 清水・御影 | 3,500円 | 6,580円 | 12,460円 | |
札幌 - 芽室・国道西22条・十勝バス本社・国道西17条・音更大通11丁目・木野大通16丁目・木野農協前・帯広駅前 | 3,770円 | 7,130円 | 13,390円 | 帯広駅前―十勝川温泉のセット割引あり |
- 往復乗車券は1ヶ月有効。回数乗車券は期限なし。
- 学生割引や障害者割引の設定あり。
- 帯広駅バスターミナル~十勝川温泉間の路線バスとの乗り継ぎ割引乗車券(4,000円)を設定。
- 地下鉄大谷地駅乗り継ぎの新千歳空港連絡バスセット乗車券を帯広バスターミナルで発売。片道券4,000円、往復券8,000円。
- 各社乗車カード、JR特別企画乗車券での乗車はできない。
車内装備 [編集]
- マルチステレオ
- 開閉式フッドレスト
- リクライニングレバー
- 肘掛昇降レバー
- 肘掛内蔵式テーブル
- レッグレスト繰出しレバー
- ドリンクホルダー
- おしぼり
- 毛布
- TVモニター
- 無料Wi-Fi
- 化粧室
その他[編集]
- 事前予約制。電話予約・窓口予約は中央バス札幌ターミナル、帯広駅バスターミナルで受け付ける。
- コンビニ予約可能(ローソン・ファミリーマート[注 1]・セブンイレブンに限る)。
- 発車オーライネット、バスぷらざ、高速バスドットコム、じゃらんnet、楽天トラベルによるネット予約・購入も可能。
- 北海道中央バスで使用可能な電子マネー(kitaca及びSAPICA等)は使用できない。
- ペットの車内持込は禁止されている。
- 車内は全面禁煙となっている。
- 休憩ポイントは道東自動車道占冠PA
関連項目[編集]
- ノースライナー (北海道):帯広 - 旭川間の高速バス
注[編集]
- ↑ 統合前のサークルK・サンクスでも可能だった。