タニシ
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タニシ | |
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分類 | |
ドメイン | 真核生物 |
界 | 動物界 |
門 | 軟体動物門 |
目 | 原始紐舌目 |
科 | タニシ科 |
名称 | |
学名 | Viviparidae J. E. Gray, 1847 |
和名 | タニシ (田螺) |
英名 | River snails mystery snails |
保全状況 |
概要[編集]
オスの右の触角は曲がっているが、メスは両方伸びている。
生む子供の数は、オオやヒメ、マルは30~40匹くらいだが、ナガタニシは数個体ほど。
サカマキガイやモノアラガイはよくタニシと混同される。また「ジャンボタニシ」という別名を持つスクミリンゴガイもタニシではない。
主な種類[編集]
日本では、6種のタニシが生息している。ここでこの6種簡易的に紹介する。なお、詳しい解説はそれぞれの記事を参考にされたし。
- マルタニシ属 Cipangopaludina
- ナガタニシ属 Heterogen
用途[編集]
水中の有機物をこしとって自己の栄養にするので、観賞魚の水槽や河川の水質の浄化に使われる。
食用[編集]
よく茹でて様々な料理に使われる。泥臭いのでしっかり絶食させる。
寄生虫[編集]
タニシにはジストマがいるので、食用にするときは加熱する。魯山人は生に近い状態で食べて命を落とした。
アクアリウム[編集]
コケ取り用の生体として飼育される。
単独で飼うよりもメダカや金魚などと一緒に飼育されることが多い。
出典[編集]
- ↑ Hiranoら (2019). “Enigmatic incongruence between mtDNA and nDNA revealed by multi-locus phylogenomic analyses in freshwater snails”. Scientific Reports 9 (1). .
- ↑ a b Hiranoら (2019). “Role of ancient lakes in genetic and phenotypic diversification of freshwater snails”. Molecular Ecology 28 (23): 5032–5051. .