ヒメタニシ
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ヒメタニシ | |
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分類 | |
ドメイン | 真核生物 |
界 | 動物界 |
門 | 軟体生物門 |
綱 | 腹足綱 |
目 | 新生腹足目 |
科 | タニシ科 |
属 | ヒメタニシ属 |
種 | チュウニシタニシ |
亜種 | ヒメタニシ |
名称 | |
学名 | Sinotaia quadrata histrica (Gould, 1859) |
和名 | ヒメタニシ (姫田螺) |
保全状況 |
ヒメタニシとは、新生腹足目タニシ科に属するチュウシヒメタニシの亜種である。
概要[編集]
水田・池・沼に生息する。マルタニシは水田に、オオタニシは溜池に多いのに対し、ヒメタニシは用水路に多い。
貝殻は、円錐形で、4~5cm。
オオタニシよりも少し小型で、殻が丸く膨らみが大きい。
農薬散布などの水質の悪化、水田の乾田化などによって、生息地や個体数が減っている。
人間との関係[編集]
かつては、在来種とされていた。
2020年の研究で、約7万年前に揚子江や黄河の河川水から流れてきたチュウニシタニシが九州に到達し、縄文時代には農耕技術と共に九州から東日本に人為的に移植され、この2つの集団が交雑したのがヒメタニシであるとされた。