目 (分類学)
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目(もく、英:order )とは、生物の基礎単位である。綱の上で、科の下である。
概要[編集]
カール・フォン・リンネが一番最初に提唱した。
植物や菌類、藻類では‘‘-ales’’という接尾辞が使われる。
鳥類や魚類では、ラテン語で「~の形をした」の味である‘‘-iformes’’という接尾辞が用いられる。
哺乳類や無脊椎動物では統一されていない。
綱の下に「上目」、科の上に「下目」「亜目」「小目」が加えられる事もある。
目の和名[編集]
哺乳類や昆虫では、目の和名を「食肉目」「半翅目」の様に漢字で目の特徴を表した名称が使われて来た。
然し、文部省が1988年に「ネコ目」「カメムシ目」のように目を代表種を目の和名に採用した。
これは、分かりやすくするという目的があったが、「ネコ目はイヌやタヌキ、クマが概念的に除外される」「類に置き換えるとネコ科やネコ属と区別出来なくなる」などの理由で研究者の大多数は従来通り漢字の名称を使い続けている。