コントラバス

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コントラバス(contrabass)とは、2種類の意味があり、音域名の一つで、バスより更に低い音域、またはこの音域を持つ弦楽器。ストリングベース、ウッドベース、ダブルベースとも呼ばれる。ヴァイオリン属の一つ。オーケストラの中で最低音の土台を支える楽器で、時には吹奏楽でも使われ(その場合、弦バスと呼ばれる)、全体的には低音の響きを増幅する効果が大きく、厚みのある深い響きで、どっしりとした重厚な音色を持つ。吹奏楽において最低音のパワー不足を補うことができる。 和音(コード)の基本形や転回形の最低音を担当する。メロディーを担当する楽器ではないのでソロに使われることはあまり無い。記譜するときは、実音より1オクターブ上で記譜される。

コントラバスのファミリーには、4弦と5弦の2種類がある。スタンダードモデルは4弦である。音域を実音で表記すると、チューニングは、高い音から順に、完全4度下がり、第1線は真ん中のド(周波数約261.63Hz、ノートナンバー60)の1オクターブ下と完全4度下で、周波数約98HzのG線、第2線はD線、第3線はA線、第4線はE線と呼ばれる。4弦の場合、最低音は周波数約41.2HzのE(ノートナンバー28)、5弦の場合は更に低い音を出すことができる追加の太い弦が付き、最低音は4弦より完全4度低く、周波数約30.87HzのB音(ノートナンバー23)となる。エレクトリックベースのチューニングも同様。5弦コントラバスを用いることにより、低音域が補強され、荘重な低音域を出すことができる。4弦より更に低い音を出せるようにするのは、B♭管チューバや5弦ベースと同じ音域を弦楽器で再現したり、チェロの最低音の1オクターブ下の音=真ん中のド(周波数:約261.63Hz)より3オクターブ下の音を得るためである。音域は、4弦の場合は2オクターブ半、5弦の場合は低音域拡張のため、3オクターブあるということになる。

コントラバスの音域名に相当する楽器の種類については、金管楽器ではチューバ、木管楽器ではコントラファゴット、撥弦楽器(ポップスで使う楽器)ではエレクトリックベースに相当し、これらのものと同じ役割を果たす。

更にコントラバスの音域名が付く楽器もあり、コントラファゴット以外に、コントラバストロンボーン、コントラバスクラリネット、コントラバスリコーダー、コントラバスサクソフォンがある。コントラファゴットとは、「コントラバスの音域を持つファゴット」、つまり、コントラバスファゴットの略である。

このように、コントラバスという名称はさまざまな場面で使われることの表れである。

音域名で、低音域というのがコントラバスではなく単にバスだけだと、最低音は周波数約65.41HzのC音(チェロの最低音)であり、低音域が足りないと感じる。バスの音域については、nicodic:音名を参照すればわかる。

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