あ行

あ行とは、日本語の五十音の最初の行である。あ、い、う、え、おの5つがあり、どの仮名も1音節または1モーラを表す。 片仮名の場合はア、イ、ウ、エ、オとも表記する。

「い」「え」は、や行の「い」「え」、「う」は、わ行の「う」とそれぞれ異ならない。

「お」は、わ行の「を」と発音が同じになって混乱が起こり、鎌倉時代と室町時代を通じて五十音図は一般にあ行を「あ・い・う・え・を」のように書いたが、江戸時代に入り、本居宣長らによって「お」と「を」の位置が正された。

出典

仮名文字一覧

あ行 あ（ア） - い（イ） - う（ウ） - え（エ） - お（オ） か行 / が行 か（カ） - き（キ） - く（ク） - け（ケ） - こ（コ） さ行 / ざ行 さ（サ） - し（シ） - す（ス） - せ（セ） - そ（ソ） た行 / だ行 た（タ） - ち（チ） - つ（ツ） - て（テ） - と（ト） な行 な（ナ） - に（ニ） - ぬ（ヌ） - ね（ネ） - の（ノ） は行 / ば行 / ぱ行 は（ハ） - ひ（ヒ） - ふ（フ） - へ（ヘ） - ほ（ホ） ま行 ま（マ） - み（ミ） - む（ム） - め（メ） - も（モ） や行 や（ヤ） - 以（イ） - ゆ（ユ） - 𛀁（エ） - よ（ヨ） ら行 ら（ラ） - り（リ） - る（ル） - れ（レ） - ろ（ロ） わ行 わ（ワ） - ゐ（ヰ） - 于（ウ） - ゑ（ヱ） - を（ヲ） 撥音 ん（ン） その他 促音 - 拗音（開拗音 - 合拗音） - 捨て仮名 平仮名 - 片仮名 - 万葉仮名 - 神代仮名