あそう号
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あそう号(あそうごう)は、東京駅と茨城県鉾田市及び行方市、潮来市、稲敷市、千葉県香取市を結ぶ高速バス路線である。
概説[編集]
東京駅から佐原香取ICまで首都高速道路、東関東自動車道を走行し、佐原香取ICから、国道51号、県道101号、県道5号、国道355号、県道18号、県道2号を通り、千葉県香取市、茨城県稲敷市、潮来市、行方市の4市を経由し、鉾田市へ向かう。一般道の走行区間が長い路線である。
当初は東京駅発で鹿行地区を結ぶかしま号、はさき号同様にクローズドドアシステムを採ったが、2012年(平成24年)から佐原駅、潮来駅、麻生庁舎の3箇所の停留所では東京駅行き、鉾田駅行きの両方向で乗降可能となっており、区間利用が可能となっている。
本路線もかしま号、はさき号と同様に高速バス路線として2018年3月16日に交通系ICカードSuica、PASMOを導入し、相互利用できる全国交通系ICカード10種類に対応している。
運行会社[編集]
運行経路および停車バス停[編集]
- 太字表記のバス停は相互乗降可能バス停である。それ以外の途中バス停は東京行きは乗車専用。鉾田行きは降車専用である。
東京駅(乗車は八重洲南口6番のりば、降車は日本橋口) - (首都高速道路・東関東自動車道経由) - 香取神宮 - 県立佐原病院前 - 八坂神社 - 忠敬橋 - 佐原駅 - 上西代 - 水郷佐原あやめパーク入口 - 潮来駅 - 潮来 - 牛堀中央 - 潮来市立図書館前 - 麻生富田 - 麻生庁舎 - 青沼原 - 四鹿 - 繁昌坂上 - 山田橋 - 北浦庁舎入口 - 小舟津 - 高田 - 北浦複合団地 - 串挽 - 新鉾田駅 - 鉾田市役所前 - 鉾田駅
運行回数[編集]
1日6往復。
歴史[編集]
- 1990年(平成2年)7月17日 - 「いたこ・あそう号」開業。1日2往復。JRバス関東・関東鉄道の共同運行。
- 1997年(平成9年)9月1日 - 佐原駅経由に変更の上、愛称も「さわら・いたこ・あそう号」に変更。1日6往復に増便。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 鉾田駅まで延長。同時にJRバス関東は撤退、関東鉄道も関鉄グリーンバスへ移管。愛称は「あそう号」に変更。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 行方市にある北浦複合団地にバス停を新設。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 香取市の伊能忠敬記念館や町並み保存地区の最寄りの忠敬橋(新橋元)にバス停を新設。
- 2012年(平成24年)4月1日 - ダイヤ改正とルートの一部変更。バス停新設(鉾田市役所前、新鉾田駅)。これまでクローズドドアシステムにより区間利用できなかった鉾田・行方⇔潮来・佐原間の利用が可能になる。上り便(東京駅行)は麻生庁舎・潮来駅・佐原駅で降車扱い開始、下り便(鉾田駅行)は、佐原駅・潮来駅・麻生庁舎で乗車扱いを開始。また鉾田 - 佐原間の利用に便利な割引回数券(2枚綴り1,000円)の発売を開始。
- 2017年(平成29年)4月29日 - 水郷佐原水生植物園が水郷佐原あやめパークに名称変更されたことに伴い、「与田浦水生植物園」停留所を「水郷佐原あやめパーク入口」に名称を変更。
- 2018年(平成30年)3月16日 - 交通系ICカードSuica、PASMOを導入。相互利用できる全国交通系ICカード10種類に対応。[1]。
使用車両[編集]
トイレ付きハイデッカー車両で運行。
脚注[編集]
関連項目[編集]
- 利根ライナー号(千葉交通)・・・あそう号と同じく佐原駅を経由し東京へ向かう高速バス。あそう号は佐原駅の駅前バスロータリーを発着場所にしているが、本路線は佐原駅北口を発着場所にしている。また、東京駅での乗降場所も次に述べる通り異なる。あそう号は、乗車は東京駅高速バスターミナル、降車は日本橋口であるが、本路線は、乗車と降車共に東京駅八重洲口前京成バス1番乗り場である。
外部リンク[編集]
関東鉄道・関鉄グループのバス事業 |