産総研つくば東事業所つくば研究支援センター入口バス停
産総研つくば東事業所つくば研究支援センター入口(さんそうけんつくばひがしじぎょうしょつくばけんきゅうしえんセンターいりぐち)は、茨城県つくば市の筑波研究学園都市にある関東鉄道・関鉄パープルバスのバス停留所である。かつては日本一長いバス停名を持つ停留所として知られた[1]。
概要[編集]
茨城県つくば市を南北に結ぶ学園東大通り(茨城県道55号土浦つくば線に相当する区間)に設置されたバス停である。つくばセンター方面行きの乗り場が東一丁目、学園並木方面行きの乗り場が並木一丁目に置かれている。名称の通り、産業技術総合研究所つくば東事業所やつくば研究支援センターがバス停付近に立地する。
名前の長いバス停[編集]
2001年(平成13年)1月6日に、通商産業省機械技術研究所が中央省庁再編に伴って経済産業省産業技術総合研究所つくば東事業所(同年4月1日に独立行政法人に組織変更)へ変わったことを受け、2002年(平成14年)8月10日にバス停の名称「機械技術研究所」を「産技総合研筑波東事業所つくば研究支援センター入口(さんぎそうごうけんつくばひがしじぎょうしょつくばけんきゅうしえんセンターいりぐち)」へ変更した。命名者は当時、関東鉄道営業部に在籍していた谷田部利一である[1]。これは日本一名称の長いバス停とされていた[1]。
2014年8月10日より、現在の「産総研つくば東事業所つくば研究支援センター入口」に変更され、従来の40文字から37文字(仮名表記)に短縮された[2]。なお、バス停名の長さでは、鳥取県境港市のコミュニティバス「はまるーぷバス」に「境港水産物直売センター・境港港湾合同庁舎」(さかいみなとすいさんぶつちょくばいセンター・さかいみなとこうわんごうどうちょうしゃ。仮名表記40字だが、中黒を含めると41字)があり[3]、当バス停は仮名表記の字数日本一ではなくなった。
関東鉄道バスでは車内アナウンスでバス停名を2回繰り返すが、このバス停に限っては1回のみとなっている。また、現行のバス停ポールでは文字数の関係から、省略された名称で表記されている[1]。
なお、茨城県行方市には関鉄グリーンバス 鹿行北浦ラインの「レイクエコー・白浜少年自然の家・なめがたファーマーズヴィレッジ中央」という長大バス停名がある[4][5]。
運行系統[編集]
- 並木一丁目側
- 20系統 荒川沖駅
- 21A系統 荒川沖駅
- 21A系統 学園並木
- 71系統 学園並木
- C20系統 桜ニュータウン
- C22系統 学園並木
- CG系統 学園南循環
- 東一丁目側
なお、学園東大通り上をつくば号などの高速バスも通るが、当バス停は全て通過する。
周辺[編集]
- 産業技術総合研究所つくば東事業所
- 産業技術総合研究所つくばセンター(正門の最寄りは「並木二丁目」バス停)
- つくば研究支援センター(学園南循環の「つくば研究支援センター」バス停の方が近い)
- 筑波宇宙センター(最寄りは「並木一丁目」バス停)
- 物質・材料研究機構並木地区(正門の最寄りは「並木一丁目」バス停)
- つくば市消防本部中央消防署並木分署
- 筑波病院
脚注[編集]
- ↑ a b c d はみだし009:日本一の長さを誇る名前のバス停がつくばに存在した! 茨城県知事直轄広報広聴課県民広報、2015年4月29日閲覧。
- ↑ “バス停留所の名称変更について” (プレスリリース), 関東鉄道, (2014年7月31日)
- ↑ “はまるーぷバス”. 境港市. 2014年8月18日確認。
- ↑ 日刊ゲンダイ (2020年10月20日). “日本でいちばん長い「バス停」の名前、何文字だと思いますか?”. 講談社. 2021年9月21日確認。
- ↑ “「日本一距離が短い路線バス」はあの大学に行くバス!? ついつい言いたくなるバストリビア”. KADOKAWA (2017年6月8日). 2018年2月12日確認。
関連項目[編集]
- 交通に関する日本一の一覧
- 長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅 - 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅と並び、かつて読み仮名が日本一長かった鉄道駅。当バス停と同じ茨城県にある。
- 長大語
- 筑波研究学園都市
外部リンク[編集]
- 産総研 - アクセスマップ:つくば東 つくばセンター - 産業技術総合研究所つくば東事業所のアクセス案内。時刻表が掲載されている。
- 関鉄パープルバス路線図(PDF) - 図内に「産総研つくば東事業所つくば研究支援センター入口」が掲載されている。2014年8月30日閲覧。