國鐵新潟

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國鐵新潟(こくてつにいがた)とは、鉄道オタクによって付けられたJR東日本新潟支社管内に対する通称である。

概要[編集]

JR東日本新潟支社管内では、2010年代になっても115系485系が第一線で活躍しており、国鉄分民化後も旧態依然だったことから付けられた通称であった。
北陸新幹線開業による特急・快速列車の縮小やハイブリット気動車の投入もあり、気動車で魂の残る広島地域と違い、新潟地域では国鉄の魂がほぼ滅亡したと言っても過言ではない。

115系[編集]

キムワイプ色や、青と水色の帯を纏った更新車など、バリエーション豊か。2両編成のS編成、3両編成のN編成、4両編成のL編成、ワンマン対応のY編成が在籍。非ユニット窓の純正0番台モハが2010年代になっても在籍していたり、電装解除&先頭車化改造の550番台など、國鐵廣島と同じく沼要素も多かった。
しかし、2014年にE129系が投入され始めて以降、115系を次々と置き換えていった。しかし、E129系だけでは車両数が足りないことが判明し、2014~15年にかけて、長野総合車両センター所属の比較的経年の浅い115系が新潟に転属した。2021年時点では、新潟地区の115系は長野からの転属車3両×7編成のみが残っていたが、2022年3月のダイヤ改正で快速列車えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン新井駅に乗り入れる運用もなくなり新潟地区から全滅した。

485系[編集]

特急北越(新潟駅金沢駅)や、特急いなほ(新潟駅秋田駅)で使用される。快速くびき野(新潟~新井)でも使用され、乗り得列車として有名である。原型を残す先頭車は、上沼垂色と国鉄特急色が所属し、3000番台は大幅に改造されたリニューアル車だった。
しかし、北越は、2015年3月、北陸新幹線開業に伴い廃止され、翌日からE653系を使用した特急「しらゆき」が新潟~上越妙高で運行を開始した。485系いなほはE653系によって置き換えられた。485系は2017年3月の糸魚川快速廃止によって定期運用を失い、2019年のきらきらうえつ運行終了によって、配置が完全に無くなった。

キハ40[編集]

両運転台のキハ40、片運転台のキハ48、両開きドアのキハ47が在籍している。羽越本線などで普通列車として活躍していた。
2020年3月までにGV-E400によって、キハ40系列は全ての置き換えが完了している。
ただ今も越乃Shu*Kura用のキハ40は現存しており、最後の国鉄新潟の語り手になっている。

それ以外の全ての車両もミャンマーに左遷され、一応現在も残っているらしいが、運用には就いていないらしい。

その後[編集]

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先述のように2020年3月のダイヤ改正時にキハ40が、2022年3月のダイヤ改正時に115系が全滅したが、前者の時点でキハE120、後者の時点でE127系も新潟ではそれぞれ運用終了[注 1]しており、少数派の集まる新潟というイメージも消えつつあるように思われる。

また、新潟地区自体は最後までキハ58系キハ52が運用された線区の1つであり、2010年頃にキハE120に置き換えられるまで使用されていた。

また、北陸本線の新潟県部分にも国鉄型車両が乗り入れていた。

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. その後、落雷による車両不足に伴い運用が一時的に復活したものの、2023年3月改正に向け南武浜川崎支線に転出した。