龍岡郡
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龍岡郡(リョンガン-ぐん/룡강군)は、平安南道南西部・南浦市中部にある2区域5郡のひとつ。
位置 | |
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各種表記 | |
チョソングル | 룡강군 |
漢字: | 龍岡郡 |
日本語読み仮名: | りゅうこうぐん |
片仮名転写: | リョンガン-グン |
ローマ字転写 (RR): | Ryonggang-Gun |
ローマ字転写 (MR): | Ryonggang-Gun |
英語表記: | Ryonggang-County |
統計(2008年) | |
面積: | 284.0 km2 |
総人口: | 134,466 人 |
行政 | |
国: | 朝鮮民主主義人民共和国 |
上位自治体: | 南浦市 |
地理[編集]
平安南道南西部・南浦市中部に位置する。西を南浦市温泉郡、北を江西郡、南を臥牛島区域
地形のほとんどが200m内外の低い準平原化段階にある丘陵に盆地を成しており、西北が高く南東に行きながら徐々に低くなっている。河川は大同江の支流である舒川・イン黄泉が東南方向に流れ、テソン貯水池・龍虎貯水池・サムリョン貯水池など灌漑用貯水池がある。主な土は、森林土壌である。
気候は年平均気温9.8℃、1月の平均気温-7.1℃、8月の平均気温24.4℃であり、年平均降水量は880㎜前後である。初霜は10月18日、締め切り霜は4月19日頃に下る。 森林は、郡の広さの33.2%を占めているが、主に松・五葉松・オーク・栗・アカシアの木などが育ち、森林内にはキキョウなどのハーブと山菜が育ちます。地下資源に石灰岩をはじめとする各種石材・磁鉄鉱・銅鉱・カオリンが埋蔵されている。
歴史[編集]
古朝鮮[編集]
高句麗[編集]
- 蘇于諒の8代後 - 高句麗がこの場所を占領して黄龍城を成す
高麗[編集]
- 高麗 - 黄龍城または軍嶽とよばれた
- 989年 - 平安道地方に軍政を実施する際、管轄区域にされた。
- 995年 - 10道の一つある浿西道に編入
- 1018年
- 4都護府8牧の実施に伴い黄龍城・牙善城は龍岡県・咸従県に改編
- 寧州に設置された安北大都護府と直属県される
- 高宗の代 - 蒙古軍の侵入
- 1270年 - 元・東寧府の支配下に入る
- 1290年 - 高麗に帰属
李氏朝鮮時代[編集]
大韓帝国[編集]
日本統治時代[編集]
- 1914年
- 府郡面統廃合の際、咸従郡の一部地域が龍岡郡に合併
- 残りは江西郡に合併・咸従郡は廃止
- 1929年
- 鳳山面を龍岡面に改称
- 貴林面・土城面を合併し貴城面を設置
- 1939年 - 大代面の一部が鎮南浦府に編入
- 1945年 - 一部の人は鎮南浦市に移管
朝鮮民主主義人民共和国[編集]
- 1947年 - 江西郡城岩面を編入
- 1950年 - 大代面・陽谷面の各一部を南浦市に編入
- 1952年 - 郡面里統廃合により、平安南道龍岡郡龍岡面・池雲面・三和面・城岩面および陽谷面・多美面・吾新面・海雲面の各一部地域を以て、龍岡郡を設置
- 1957年 - 大安里を大安労働者区に昇格
- 1958年 - 大安労働者区・城岩里の各一部を合併し、大井里を新設
- 1963年 - 葛川里・徳海里・羽山里を南浦市に編入
- 1975年 - 陽谷里の一部を玉桃里に編入
- 1978年 - 大安労働者区・大井里および立松里・城岩里の各一部が新設の大安市に編入
- 1979年 - 南浦直轄市の成立により、南浦直轄市龍岡郡となる
- 1984年
- 2004年 - 南浦直轄市の廃止に伴い、平安南道龍岡郡となる
- 2010年 - 南浦特別市の設置に伴い、南浦特別市龍岡郡となる
行政区画[編集]
- 龍岡邑(リョンガンウプ)
- 龍湖里(リョンホリ)
- 龍興里(リョンフンニ)
- 立松里(リプソンニ)
- 三和里(サムァリ)
- 城岩里(ソンアムニ)
- 愛院里(エウォンニ)
- 陽谷里(ヤンゴンニ)
- 玉桃里(オクトリ)
- 浦城里(ポソンニ)
- 後山里(フサンニ)
施設[編集]
- 龍岡高等専門学校
- 龍岡図書館
- 龍岡文化会館
- 龍岡幼稚園
- 龍岡託児所
- 龍岡牧場