麻薬取締部
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麻薬取締部(まやくとりしまりぶ)とは、厚生労働省の地方支分部局である地方厚生局の部署の一つ。
概要[編集]
北海道・東北地方(宮城県)・関東地方(東京都)・東海地方と北陸地方(愛知県)・近畿地方(大阪府)・中国四国地方(広島県)・九州(福岡県)の7厚生局に置かれ、四国(香川県)の1支局(中国四国厚生局傘下)、沖縄県の1支所、横浜市・神戸市・小倉の3分室がある。
勘違いされやすいが、麻薬取締部は厚生労働省の独立の部局ではない。
配属されている麻薬取締官は、刑事訴訟法に基づく「特別司法警察職員」として、逮捕や家宅捜索など警察官と同様の権限を行使することができる。
「密輸対策官」は麻薬取締官の幹部級であり、捜査権の対象は大麻、アヘン、覚せい剤、向精神薬、麻薬のほか、指定薬物にも及んでいる。彼らは通称「マトリ」(麻薬取締官の略称)と呼ばれており、近年においてはミュージシャンや元アイドルら有名人による違法薬物事件の摘発が注目を集めている。