鹿島町 (島根県)

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かしまちょう
鹿島町
日本国旗.png日本
地方中国地方
所属島根県八束郡
人口8414 人
面積29.04 km2
備考昭和31年(1956年)3月、鹿島町誕生。平成17年(2005年)3月31日、松江市に編入合併されて鹿島町は廃止。

鹿島町(かしまちょう)とは、島根県八束郡にかつて存在していたである。現在は松江市の一部に編入されて消滅している。

概要[編集]

昭和31年(1956年3月恵曇町佐太村講武村御津村の1町3村が合併して鹿島町が発足する。島根半島のほぼ中央部の日本海側にある。

町域の北側は日本海に面して入り組んだ海岸線が続き、南に行くにつれて丘陵地が多くなり、西側には佐陀川が南北に流れて宍戸湖より日本海に注いでいる。恵曇と御津は漁業が中心で、恵曇漁港は県内では浜田港に次ぐ漁港である。恵曇地区はそのため、水産加工業も盛んであり、鰯の丸干しは品質の良いことで有名である。

講武・佐太では水田を中心とした農業が行なわれ、講武には農協経営の製茶工場があってかなりの茶が出荷されている。

恵曇の古浦には海水浴場で親しまれ、夏季には海水浴客が多く訪れる。観光地としては鹿島町立歴史民俗資料館や朝日寺・禅慶院などがある。

昭和49年(1974年)には西日本で初めて(全国では6番目となる)となる国産第1号の原子力発電所が輪谷湾に設けられた。いわゆる島根原子力発電所である。第2号も平成元年(1989年)に完成した。このため、松江市のペットタウン的存在と化していった。

平成17年(2005年3月31日、松江市・島根町美保関町八雲村玉湯町宍道町八束町と合併して改めて新しい松江市が発足したことにより、鹿島町は廃止された。

鹿島町の主要施設[編集]

鹿島町の特産品[編集]

鹿島町の年中行事[編集]

人口・面積[編集]

  • 人口は8955人[1]
  • 面積は29.04平方キロメートル[1]

人口の変遷[編集]

平成9年(1997年)時点での人口8955人、平成12年(2000年10月1日時点での人口は8414人である。

脚注[編集]

  1. a b 平成9年度版『全国市町村要覧』