越廼村
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こしのむら
越廼村
| 国 |  日本 |
| 地方 | 北陸地方・中部地方 |
| 所属 | 福井県丹生郡 |
| 人口 | 1629 人 |
| 面積 | 15.35 km2 |
| 備考 | 昭和27年（1952年）7月に誕生。平成18年（2006年）2月1日、福井市に編入され、越廼村廃止。 |
越廼村（こしのむら）とは、福井県丹生郡にかつて存在した村である。現在は福井市に編入されて消滅している。
概要[編集]
福井県の中西部に位置し、越前町の北に続く農村・漁村である。昭和27年（1952年）7月、下岬村・越廼村が合体して越廼村が誕生した。村域内は海抜500メートル前後の山々が広く分布して平坦地が乏しく、農業や漁業を生業とし、蒲生漁港を基地にして蟹漁や鰤の大謀網、海栗の採取などが行なわれ、農産物は米、野菜、雑穀類、蜜柑などが生産されている。
ここは越前海岸には珍しい砂浜で、遠浅の越廼海水浴場を除き、海岸一帯は波濤と岩礁の織り成す景観が続き、越前加賀海岸国定公園に含まれ、海に迫る断崖上には県花越前水仙の群落が広がる。12月から3月にはあたり一面に咲き乱れ、海岸の荒い姿がその美しさを引き立てている。切花としても出荷されている。見所としては法雲寺、水仙ドーム、水仙ミュージアムがある越前水仙の里公園などがある。
平成18年（2006年）2月1日、足羽郡美山町・丹生郡清水町と共に福井市に編入されて越廼村は消滅した。
越廼村の主要施設[編集]
越廼村の特産品[編集]
越廼村の年中行事[編集]
人口の変遷[編集]
平成8年（1996年）時点の越廼村の人口は1986人[1]、平成17年（2005年）時点の人口は1629人[2]である。
交通[編集]
福井市と越前岬とを結ぶ京福バスの路線が村内をほぼ縦断している。