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紙の例

(かみ)とは、植物の繊維を薄く延ばした工業製品、工芸製品である。

概要[編集]

特徴として引っ張りに弱いが、圧縮に強い、燃えやすいことである。紙に文字を記すことで情報の伝達や記録の保存ができる記録媒体として、人類文明や文化の発達に至った。

日本の伝統工芸としてミツマタを原料にした和紙がある。やや高価だが、丈夫なため現在も紙幣などで利用され、かつては大福帳に用いられた。

古紙をリサイクルすることで製造コストや環境負荷を下げることができるため積極的に行われている。

人類が長年行ってきた、紙に筆記用具で読み書きするという行為が、パソコンキーボードマウス操作、あるいはスマートフォンのタップやフリックにうってかわり、それら文字情報としての電子情報は、言語を問わないインターネットにつながり瞬時に相手へつながる。このような情報技術の発展は、これまでの手指や植字で表された紙面上の文字情報を読むというシチュエーションから、液晶ディスプレイなどに見られる電子デバイスに表示された文字を見るという、かつてまれにみる人類の進化にいたった。文字だけではなく、(ライン)や図形、3D映像、動画画像音声にも匹敵している。もっとも、現在でも紙の需要は大きく、筆記用具と同様、文明社会にはなくてはならない存在である。

歴史[編集]

紙は中国で発明されたと言われている。それ以前は竹簡粘土板パピルスのようなものが紙の代わりに字を残すのに利用されていた。紙の登場によって安くて軽く、取り扱いやすいという特徴によって以前の記録媒体は姿を消した。ちなみに、英語のPaperの語源はパピルスから来ているらしい。

19世紀半ばには、現在広く普及している木材を砕いたパルプを用いた抄紙製造法が開発された。

紙を使った製品の例[編集]

紙はその加工のしやすさと経済性から、さまざまな用途で用いられている。以下にその一部を列挙した。

余談だが、原稿用紙の矢印でさした部分のことは「魚尾」と呼ぶ。

関連項目[編集]