インターネット

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インターネットのイメージ
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インターネットINTERNET)とは、世界規模のコンピューターネットワークのこと。ハワイ諸島における“ALOHA NET”のプロトコルを採用し、軍用のネットワークである”ARPANET”が学術用に普及し、その後インターネットとして共用されたのち、「商用利用も可」となって現在に至る。


概要[編集]

TCP/IPプロトコルに準拠した通信回線全体の総称。機器同士が直接繋がっていなくても、他の機器経由で回線が繋がっていれば遠隔地間でも通信可能であることが特徴。現在は世界ほぼ全ての情報端末がTCP/IPプロトコルに準拠した回線で繋がっているので、世界のほぼ全ての機器が単一のネットワークに接続されたかの様な状態になっている。
インターネット登場以前のパソコン通信等の情報通信網は、電話交換局を拠点に、星型に端末が接続されている形であった。この構成では、交換局が動作不能となるとネットワーク全体が通信できなくなる。一方、インターネットの場合は一部の機器が故障したとしても、故障した機器を迂回することで他の機器同士が通信可能であり、安定性が高いという特徴もある。「パケット」という概念がある。
インターネットの歴史は比較的古く[1]1970年代頃からあった。その頃は巨大なサーバー装置が必要不可欠であり動かすのも一苦労だったが、現在はお使いのパソコンで普通に使っているネット空間である。

歴史[編集]

初期(70年代~80年代前半)[編集]

その時代の日本の趣味用のパソコンは、サイズも大掛かりで、情報媒体としてはテープを使用していた。
一方、社会人向けのワークステーション端末は、今で言うエクセル程度の機能やプログラミングと言った機能しか備わっていなかった。サイズもコンパクトだった。この頃は電電公社の電話通信事業と情報通信事業が切り離されていたため、性能的にはまずまずといった所だった。

中期(80年代後半~00年代前半)[編集]

この頃になると、85年に通信事業自由化・電電公社の民営化によりインターネットの参入が認められ需要がますます高まった。
海外でも同時期に国営の通信会社が民営化と通信事業自由化を果たした。その流れを大手PC事業会社マイクロソフトが読み取り、85年に初代Windowsを発売した後、95年末にはWindows95が登場し、インターネットブームが国内を中心に加速していったが、当時のネットへの通信は、モデム使用でダイヤルアップ接続が必要だった。
今では当たり前にあるメールやパワーポイント、有線ケーブルを使用したネット通信が使えるようになったりなどの進化は1990年代後半より見られた。21世紀に入るとフラッシュ系動画や百科事典ウィキペディアなどが作られるようになる。
インターネット中期まではネット上の著作権がパスワードや個人で使うPCに限られており、尚且つ動画コンテンツが今ほど普及していなく、聡明期時代であったため、動画内の著作権そのものが無かった時代でもある。今では考えられないが。

後期(00年代後半~現在)[編集]

2006年頃になるとインターネットはますます進化した。気軽に見れる動画「YouTube」が前年に設立され、翌年(2006年)には「ニコニコ動画」が設立。その頃で初めて動画内の著作権が与える様になった(その当時のYouTubeの動画が違法アップロードで溢れていた為)。
現在では、インターネットはパソコンのみならずスマホや医療機関などの産業界に欠かせない存在となった。
21世紀初頭にはインターネットバブルと呼ばれるITバブルが起き、21世紀を担う新情報システムとして期待されていたが、海外、日本共に短期間で終わった。背景としては、日本での「光通信」が不祥事を起こしたことにより、国内のITバブルは僅か3か月で終えることになり、2020年代以降のインターネット時代になるまで長い氷河期を経験することになる。その後、2012年度にはYouTubeの商業化と翌年のサブスク配信の導入、2016年以降に国内にて誕生したリアルデジタル生配信『Vチューバー』、2020年の巣ごもり需要、更には2023年に活動開始したバーチャルスクールアイドル『蓮の空』により、遅れていたネット事業が加速度的に進んだ。こうした要素が奇跡的に噛み合い、21世紀初頭の構想として描かれていたネット社会が23年遅れで、ようやく形となる。

よくある誤用[編集]

インターネットが技術者や専門家ではなく一般に利用される機会が増えるにしたがって、インターネット上の一機能であるWorld Wide Web(さらにはウェブページウェブサイト)のことを指して「インターネット」「インターネッツ」と呼ぶ誤用が世界的に広まっている。
また、「インターネット」という語を、インターネットへの接続権(プロバイダとの契約)や接続に必要なパソコンルーターなどといった機器・設備などの名称と誤解している例もあり、「インターネットを買った」「どこのインターネットにする?」「インターネットが壊れた」といった誤用もまれに見られる。

インターネットを取り上げたフィクション[編集]

インターネットのような地球規模のネットワークは、そのスケールの大きさゆえに様々なフィクションで題材にされることが多い。

脚注[編集]

  1. 古くて悪かったなコノヤロウ。

インターネットにおける検索サイトのホームページ[編集]

  • Yahoo!JAPAN
  • Google

外部リンク[編集]

関連項目[編集]