トイレットペーパー
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トイレットペーパーとは、主にトイレでお尻などを拭く紙である。「トイレットロール」とも言う。
概要[編集]
男性は大をしたとき、女性は大小問わず拭き、汚れを拭い取っている。
なぜ拭くのかといえば、服が汚れないため、おしりがかぶれないためなどの理由がある。
災害時や山行では水が貴重な場合があり、器に湯を入れそれを飲みほして水分を補給したうえで器をトイレットペーパーで拭って済ます、という手がある。携行する際にはコンパクトにするため芯を抜いたりもする。
「便所紙」「落とし紙」などもかつてはあった。「ちり紙」という。
色は白が一般的であるが、緑色のものもある。迷彩色でいうと「国防色」の異称もあるカーキ色も使えそうだが「拭いた気がしない」というので避けられる。落とし紙は薄墨色が普通で、これは江戸時代に故紙を「漉き返し」して用いたことによる。かつては古新聞・古雑誌・ボロ布を回収してトイレットペーパーと物々交換する「ちり紙交換」というシステムがあった。
紙がない時[編集]
紙のない時代は、木の葉っぱや藁で拭いていたらしい。あるいはもしかすると手で拭いて、その後洗っていたかもしれない。
遠藤周作は吉行淳之介から切符一枚の紙しかない時のお尻の拭き方について教えを受けたそうである。その方法とは、手でお尻を拭いた後、切符の角でつめの掃除をするとか……。
芯 [編集]
トイレットペーパーの芯は、工作などの材料に使われることが多い(例:糸電話など)。