反射光と透過光

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

反射光と透過光(はんしゃこうととうかこう) は、社会学者のマーシャル・マクルーハンが唱えた重要な概念のひとつ。

本や映画は、光源からの光が「反射」して私たちの目に届いている。一方、テレビやパソコンは、ブラウン管やモニターが発する光が「透過」して直接、目に届いている。反射光を受けると人は「分析モード」になり、細かいところまで能動的にチェックできる。一方、透過光を受けると人は「パターン認識モード」になり、細かな部分より全体の流れを見るようになる。

つまり、パソコンの文章は誤字に気づきにくいが、それを紙に印刷して見ると誤字にすぐ気づく、ということである。皆さんも経験あるでしょ?