海外厨
海外厨(かいがいちゅう)は、海外(主にヨーロッパや北米)を過大に賞賛し、日本・日本人を貶すことを生きがいとする荒らしの一種[1]。対義語は国内厨・ネトウヨ。類義語はジャップ連呼厨。活動拠点はYouTube・ニコニコ動画・2ちゃんねる・Twitter・Instagram・アフィリエイトサイトのコメント欄など。
概要[編集]
発生は2ちゃんねるのサッカー板とされる。Jリーグを貶し、ヨーロッパのリーグを過大に賞賛することから海外厨と呼ばれるに至った。正体は、ヨーロッパや北米に根拠のない妄想・憧れを抱く日本人が大多数を占める。現実世界に対する不満が、海外への憧れなどが、日本に対する歪んだ感情を抱く要因であり、海外厨発生の原因の一つでもある。また、反日感情を抱く在日外国人(主に中国や朝鮮)や左翼、「海外志向」の意識高い系も含まれると考えられる。
会話はほぼ全てヨーロッパや北米を賞賛する内容であり、YouTubeに投稿された海外からの転載動画に出没しては日本を貶している。論破されても納得することはなく、反論者に執着して攻撃するのが特徴である。海外厨の人数は非常に多く、これは2ちゃんねるの書き込み数やYouTubeのコメント評価数からも読み取ることができる。常に「海外」と「日本」を比較することから、行動自体は比較厨に近いとされる。
また、「海外」や「ヨーロッパ」といった単語をよく使用するが、「具体的にどこの国なのか」と問われると、大抵は口をつぐむ。このことから、海外厨は民族や文化といった隔たりを無視し、広大な地域の漠然とした知識しか持ち合わせていないことがわかる。発言する内容については、以下のように根拠のない場合が非常に多い(ニコニコ大百科の該当記事から)。海外及び日本に対する知識も中途半端であり、お世辞にも優秀とは言えない。
「東大とかハーバードに比べたらクソ」 「洋楽に比べたら邦楽は薄っぺらい」 「アメリカの政治家のほうがリーダーシップがある」 「白人イケメンと比べると日本人はまるでイエローモンキー」
他の特徴には、
- 外国人目線で日本を批判する(本人は日本人)
- 「海外」に対する妄想を一方的に叫び、自尊心を満たす
- 筋道立てた議論ができない
- すぐに他者を挑発する
- 短気
などがある[2]。
活動拠点は、YouTube・ニコニコ動画・2ちゃんねる・Twitter・Instagramなどで、ほぼ全てのSNSである。左翼と同様に群れをなすことが多く、仲間が批判・反論されると集団で執着・攻撃することも珍しくない。こうした群れをなす習性から、SNSにおいては声が大きく、ツイッターではハッシュタグをトレンド入りさせることもある。
海外厨の矛盾[編集]
海外厨は日本・日本人を貶すものの、自身も日本在住・日本人であることがほとんどである。反日的な感情を抱きつつも、日本に留まり、日本国籍であり続ける者がほとんどである。つまり、海外を賞賛し日本を貶す一方で、「"海外"で生きていくだけの能力がない」、「"海外"よりも日本の方が住み心地が良い」という矛盾を身をもって証明しているのである。
著名な人物・発言[編集]
- ブルーボトル日本開店おめでとう。西海岸で飲む、いつもの味。僕にとって新鮮みがないことが、成功の証だと思う
- 欧米では〜
- 海外では~
- 日本では~のようにはならないだろうな
- 日本じゃありえない
- 日本じゃこんなドッキリはできない
- 日本は終わり
- 日本は遅れている
- 海外に出るつもり
- 今海外で話題の
- 視野が狭い
- 世界観
- 世界的な