槐事件
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槐事件(さいかちじけん)は、2018年5月5日にたぬき Wiki(現在のTanukipedia)で発生した大規模荒らし事件の名称。
概要[編集]
2018年5月5日の午後、Tanukipedia前身である旧たぬき Wikiにおいて、LTAの2ユーザーによって66本の記事が破壊された。
第1のユーザーは15時台に出現し、内容をアニメソングの歌詞に置き換えるなどの破壊行為が発生した。
第2のユーザーは19時台に出現し、内容を白紙化して「たぬきWikiは終了しました」という一方的な終了宣言をばらまく破壊行為が発生した。
事件の影響[編集]
管理の手薄な状況下においてLTAが出現したため、当該LTAがブロックされたのは事件発生から4時間ほど経ってからであった。破壊された記事の修復にも多くの時間を要し、ウィキが一時的に機能不全に陥った。その後、旧たぬき Wikiは編集にログインが必須となった。
当時のたぬき WikiはWikiaのサーバー上に置かれていたが、荒らし対策の拡張機能が充分に整備されていないことが問題となり、版指定削除なども不可能であった。このことも結果的にTanukipediaがMirahezeへ移転する契機の1つとなった。
その他[編集]
- 事件の名称は、破壊行為が行われた記事の中で代表的なものの名称にちなんでいる。
- 2018年11月24日、ウソペディアにおいて「荒らさない善玉アカウント」と「LTAアカウント」の両方を使い分けるユーザーの存在が示唆されるCU結果が出た。これを受けてTanukipediaではLTAに対する警戒を強めることとなった。
- 2019年になってからも、LTAの出現が散発的に繰り返されており、対策が急がれている。