善玉と悪玉
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ウィキサイトにおける多重アカウントの「善玉」と「悪玉」(ぜんだまとあくだま)とは、多重アカウントの不正利用行為の一種である。
概要[編集]
あるアカウントでまっとうな投稿を行いつつ、別のアカウントで荒らし行為などの悪質な投稿を行うことをいう。このような行為は、単独で荒らし行為のみを行うものよりも悪質といえる。他種の多重アカウントの不正利用行為と同様にチェックユーザーによって発覚する場合があるほか、まれに洞察力の優れた他の利用者が気づく場合もある。
初出は、2011年のwp:Wikipedia:多重アカウント改定時。英語版ウィキペディアのwp:en:Wikipedia:Sock puppetryにおける"Good hand" and "bad hand" accountsを翻訳したものである。2011年3月2日に最初に翻訳された際には「良い手」と「悪い手」または良い役と悪役?と翻訳されていた[1]が、3月28日の訳文修正時に「善玉」と「悪玉」アカウントという翻訳へ修正され[2]、そのままこの訳が採用されている。
例[編集]
- 善玉アカウントでは記事執筆や冷静な議論をしている利用者が、善玉で言えないような過激な意見を述べる際や他の利用者への個人攻撃・粘着をする際に使用されるもの。
- 長期荒らし利用者が、半保護されているページに荒らし行為を行うため、半保護を回避できるようになるまで善玉を演じるもの。
- 単一のアカウントで問題のある編集を何度も行うとすぐにブロックに至るが、複数のアカウントで問題行動を起こすとそれぞれの問題行動が単発で発生しているように見せかけることができ、ブロックに至るまでの時間稼ぎができるもの。
- 悪玉アカウントで荒らして善玉で対処し、優良編集者であることをアピールする、いわゆる自作自演。