川勾神社
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川勾神社(かわわじんじゃ)は、神奈川県中郡二宮町山西にある神社。延長5年(927年)の『延喜式神名帳』に記載されている相模国の延喜式内社十三社の内の一社(小社)とされる。旧社格は県社。
概要[編集]
元郷社で、垂仁天皇の頃に勅命により、阿屋葉造が奉祀したのが起源と言われている。延喜式の小社で、相模二ノ宮として重きをなし、二宮川勾大明神あるいは二宮明神社と称された。
鎌倉時代になると、源頼朝によって社領を寄進され、神馬の奉納が伝えられて繫栄した。しかし応永年間(1394年 - 1428年)に兵火にあって焼失して衰退した。関東地方が後北条氏の支配下に入ると、この神社は小田原城の鬼門守護として50貫文の寄進を受けて再興された。江戸時代になると朱印50石を与えられた。
社殿は本殿、拝殿、水屋、神輿殿などを備え、社地内には老樹が茂っている。
祭事[編集]
文化財[編集]
二宮町指定文化財[編集]
- 重要有形文化財
アクセス[編集]
- JR東日本東海道本線の二宮駅から神奈川中央交通バス二30系統「中井町役場入口」行きに乗車
- 「押切坂上」下車徒歩約14分。
- 「鐘藪」下車徒歩約11分。
- 西湘バイパス西湘二宮インターチェンジから車で約15分。