川勾神社

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川勾神社(かわわじんじゃ)は、神奈川県中郡二宮町山西にある神社延長5年(927年)の『延喜式神名帳』に記載されている相模国延喜式内社十三社の内の一社(小社)とされる。旧社格県社

概要[編集]

郷社で、垂仁天皇の頃に勅命により、阿屋葉造が奉祀したのが起源と言われている。延喜式の小社で、相模二ノ宮として重きをなし、二宮川勾大明神あるいは二宮明神社と称された。

鎌倉時代になると、源頼朝によって社領を寄進され、神馬の奉納が伝えられて繫栄した。しかし応永年間(1394年 - 1428年)に兵火にあって焼失して衰退した。関東地方後北条氏の支配下に入ると、この神社は小田原城の鬼門守護として50貫文の寄進を受けて再興された。江戸時代になると朱印50石を与えられた。

社殿は本殿、拝殿、水屋、神輿殿などを備え、社地内には老樹が茂っている。

祭事[編集]

文化財[編集]

二宮町指定文化財[編集]

  • 重要有形文化財
    • 木造随身倚像 2体(彫刻) - 2007年(平成19年)3月指定。
    • 田船(考古資料) - 奈良時代と推定。1915年大正4年)に旧神領の水田から出土。1974年(昭和49年)6月5日指定。
    • 古文書(歴史資料) - 書状、寄進状写しなど11点。1974年(昭和49年)6月5日指定。

アクセス[編集]

外部リンク[編集]