小桜セレナ
プロフィール | |
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別名義 | カミオンセレナ |
愛称 | セレたん |
生年月日 | 1969年8月23日 |
現年齢 | 55歳 |
出身地 | 日本・東京都 |
血液型 | A型 |
公称サイズ(2008[1]時点) | |
身長 / 体重 | 165 cm / 50 kg |
BMI | 18.4 |
スリーサイズ | 96 - 58 - 86 cm |
カップサイズ | I |
備考 | 風船カップ |
活動 | |
ジャンル | グラマー・広告 |
モデル内容 | 一般・水着 |
他の活動 | 女優 |
テンプレート - カテゴリ |
小桜 セレナ(こざくら せれな、1969年8月23日 - )は日本の女優。東京都出身。サンズエンタテイメント所属。同社の代表取締役である野田義治自身が契約したタレントである。本名:こざくらせれな(漢字表記不詳)[2]。
経歴[編集]
1969年8月23日、東京都に生まれる。父親の仕事の都合により、生後2カ月で海外に移住する。小学校に入学するころに海外から帰国し、この頃からモデルを続ける。3年生のころ胸が目立ち始める。お墓でかくれんぼをしていると成人男性に後ろからくすぐられたこともある(AERA誌の取材による)[3]。
進学のため父親とアメリカに帰ったが、年に数回、日本とアメリカを往復していた。アメリカではMCなどで活躍。英語が堪能で全て英語によるMCも完璧で超売れっ子だった。
中学校1年のときおっぱいの大きさで友達を追い抜き始め、キャバクラやAVにもスカウトされた。中3でEカップに発育するが、本人によるとこの頃までが華。G, H, Iカップに成長すると「地獄」。本人によると①悪い人が寄ってくる②ブラの種類が少なくて選べない③ビーチバレーをやったらボロロンと出るというデメリットがある[4]。
1998年か1999年、アメリカから日本に居を移す。東京都内の住宅街に居住。外資系企業の子女(英語圏児童達)に全て英語で勉強を教える家庭教師グループに在籍していた時期があった。明朗で面白く可愛い先生として人気があったが、K'sにタレントとして所属したため家庭教師は引退する。
番組のアシスタントなどでレギュラー出演もしていた。後に芸優、DAIPRO、早川プロダクションや放映プロジェクトに、アルバイトでCMタレントとして登録。2006年9月15日、早川プロダクションを辞める。2005年5月[5]、テレビショッピング専門チャンネル「QVC」の健康器具の紹介に出演。ブレイクのきっかけになった番組の出演は1回(45分)だけ。それも当初予定されていた出演者が都合がつかなくなり、急遽小桜にお鉢が回ってきた[4]。スイカップを上回るおっぱいは週刊誌などで風船カップと呼ばれる[5]。ビキニのグラビアの仕事も増えた[2]。
黒澤フィルムのオーディション合格をきっかけに、舞台活動やハリウッド映画の稽古に没頭し、エキストラのバイトをきっぱりやめる。以降はタレント業専業となり、芸映タレントアカデミーに移籍した。
虚偽告訴と無罪判決[編集]
事件前[編集]
Mainichi Daily Newsの報道によると、小桜は交際相手のアメリカ人俳優ウェイン・ドスター(Wayne Doster)と2003年から約1年間にわたりとメールを交わし、2004年に初めて会ったという。ドスターによると、小桜は彼の人生を支配しようとした。「毎日携帯電話をチェックしていた。喧嘩の後にドスターのバイクを横転させ、ミラーを割ったこともある。彼女は本当に暴力的だった。米と醤油とシャンプーが私のアパート中に散らばっていたのはひどいありさまだった。彼女は悪化するばかりだったが、後で泣きながら戻ってきて謝ってくると何も考えずに彼女を許していた(本人による)」[6]。
ところが小桜の言い分はこうだ。「ウェインと私は付き合ったことはない。彼は私がよく助けていた人に過ぎない。彼は私のコンピューターを部屋から放り出し、ベッドを投げたこともある。よく癇癪を起こして泣きながら戻ってきたのは彼の方だ」[6]。
事件発生[編集]
2006年11月18日[7](11月6日とする報道もある[2])、小桜はドスターに頼まれていたという理由で目覚まし時計をもって稲川素子事務所の関連施設(アパート)のドスターの部屋を訪ねた。そこには別の女性がおり、ドスターがコンビニに行くと言って外出していた間にその女性と口論になり、アパートの隣室に住む家主が警察に通報した。小桜はその場で逮捕され、その後家主は器物損壊で小桜を告訴した[6]。
第一審[編集]
11月中に起訴[7]。起訴事実は「知人の外国人男性の部屋を訪れた小桜が部屋にいた女性と胸をもみ合って外に出され、木製の玄関ドアを蹴破った」というもの[3]。小桜は「目覚まし時計をもってドスター宅を訪ねると真っ暗な部屋に引っ張り込まれて二人にレンガなどで暴行された」と述べているが[8]。
小桜は一旦保釈されるが、家主を殺すと脅迫し保釈条件に違反したため再び勾留され、結局2カ月間留置場で過ごすことになる。脅迫については起訴されていない[6]。
第一審の東京地裁では、蹴破ってできた24.4×72センチの穴を通って小桜が入ってきたという女性らの証言や、男性警察官(胸の厚さ21センチ[1])による再現実験[3]の結果を踏まえ、「激情している精神状況を考えればくぐり抜けることは可能」と懲役1年2か月執行猶予3年の有罪判決を下した[7]。
リアル逆転裁判[編集]
2008年3月3日、東京高等裁判所で行われた控訴審判決では、小桜自身による再現実験の結果(裁判官・検察官・弁護士立会いの下、当時胸囲101センチ、胸の厚さ29センチの小桜が24.4×72センチの穴をくぐり抜けるのは無理と示した[3])を踏まえ、目撃証言は信用できないとした。また、ドアに残るはずの服の繊維について検察が立証しないのは不自然とも判示[7]。着ていた服に傷がなく、小桜の足裏に打撲がないなどの点も挙げ、女性らの証言は相当の疑問点がある[9]と無罪を言い渡した。3月17日までに検察側は上告をせず、無罪が確定した[10]。2008年3月2日から8日の「Google検索上昇キーワードトップ10」の第2位に「小桜セレナ」がランクインする[11]。「起訴されて仕事を失ったが、最後には正義が勝った。いつもは少し太っているのが気になっていたが、今回ばかりは嬉しかった」という発言が残っている[2]。
無罪確定直後の2008年3月27日、プロフィール用の写真のうち少なくとも一点が山岸伸によって撮影されている[12]。2008年4月30日までに、第一審で偽証をした人物二人を東京地方検察庁に刑事告発した[13]。
2006年11月発売のFLASH誌(光文社)に、小桜は傷害事件の犯人であるという誤報が載せられた[14]。稲川素子事務所関係者の証言を元に記事を作成したのが原因であるが、2008年5月にFLASH側が全面的に間違いを認め謝罪(2008年6月10日号、通巻1007号)。小桜も許すと言っている。この事件の事を彼女のブログでは「稲川素子事務所の関係者に暴行を加えられていた。それなのに・・・」と書かれていて「罠にはめられた」と書かれている。上記再現実験に立ち会った弁護士も「写真誌記者は事件発生直後に現場に到着している。事件自体、彼女を陥れるために仕組まれたものである可能性を否定できない」と述べる[8]。
活動再開後[編集]
2008年8月、山岸事務所から写真集『SERENADE』が出版される。この写真集発売の翌月、山岸事務所のグリーン&ウォーターに所属する形で撮影されたDVD『セレナーデ』が発売される。
野田義治にキャラとナイスボディを惚れこまれサンズエンタテイメントに専属となる。サンズエンタテイメントの『デカメロン』はPLAYBOYビデオ仕様のプロモーションビデオで、サンズエンタテイメントでの代表作である(2008年10月のアサヒ芸能誌による)。『週刊PLAYBOY』にも、2008年10月中に記事が掲載されている。
2008年12月1日、芸能人限定メーカーMUTEKIより、サンズエンタテイメント専属後の初仕事であるイメージDVDが出される。これはアダルト・イメージビデオ(AIV)に分類され、本番はやっていない。これに岩井志麻ん子が噛み付いた。小桜よりも若い美人がしっかりとプロ意識を持って本番をやっているのに、女優としての経歴も大したことのない当時39歳の年増が本番をやらないでどうするんだ、というのが岩井の主張の骨子である[15]。
2009年11月5日、本人ブログの更新が止まる。2012年9月17日、「小桜セレナさんは、天使になった。」というブログが立ち上がる。小桜はすでにこの世にいないことを示唆する名称だが(推定される命日は2009年11月5日以降2012年9月17日以前)、これにも異論がある。小桜本人がそっとしておいてほしいから匿名でこのようなブログを書いたとするものだが、そうであるとも違うとも断言できない。
人物[編集]
- 美術の大学に加えてボーカルスクール、演劇学校、日テレ系列のアナウンサー学院を卒業している。
- 特技は英会話。趣味は油絵、料理、読書、愛犬と遊ぶこと。
- 好きな色は、夢見るピンク色。
- 長所:健康思考・明朗元気、短所:愛犬に貢いでしまう。
- Yahooやlivedoorでのブログは、人気ブログランキング入りを5年継続していた。
- 愛犬の名前はPrinzessin。「プリンツェシン」と読む。ドイツ語で姫の意。
年齢サバ読みについて[編集]
もともとは正しい生年である「1969年生まれ」で20年間芸能活動をしていた。関西ローカルのTV番組で
これについて、芸能界では年齢詐称はありがちではあるが、10年もサバを読んでいたとは驚いたとする芸能記者もいた[8]。
出版[編集]
写真集[編集]
- Shin Yamagishi『Serenade: 小桜セレナ写真集』(2008年7月4日、竹書房)ISBN:978-4-8124-3543-4, 全国書誌番号:21538223, ASIN:B0CH3T7JCF
関連書籍[編集]
- 原田國男『逆転無罪の事実認定』(2012年、勁草書房)ISBN:978-4-326-40276-2 - 小桜の逆転裁判について記載あり
- のり・たまみ『へんな判決』(2008/8/4、ポプラ社)ISBN:978-4-591-10452-1 - 小桜の逆転裁判について記載あり
雑誌グラビア[編集]
- 週刊ポスト(2005年9月30日号、小学館)
- FLASH(2005年8月16日号、光文社)
- アサヒ芸能(2008年4月5日頃撮影)[16]
- 週刊実話 (2008.7.3)
- FRIDAY(2008年7月18日号)
フィルモグラフィー[編集]
イメージDVD[編集]
- 『セレナーデ 』(2008/8/22、竹書房)ISBN:978-4-8124-3580-9
- 『デカメロン』(2008/12/1、MUTEKI)EAN:4944946398134, ASIN:B001KEM0QW
映画[編集]
- ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT(2006年、ユニバーサル映画)
- 明日の記憶(2006年)
Vシネマ[編集]
- 白竜 暗殺計画 (2009年、GPミュージアムソフト)
テレビ[編集]
- 神さまぁ〜ず(TBS)
- サンデージャポン(TBS)- 桜のレポートの回と西川史子の誕生日レポートの回
- ラジかるッ(日本テレビ)
- 〜遠隔操作トークバラエティ〜ウドで訊く! (テレビ神奈川、2008年8月20日)[17]
- こちら本池上署 - SMの女王役[4]
- 特命係長・只野仁スペシャル2〜狙われたセレブな女たち〜(2005年、テレビ朝日系) - セレブ女性役(クレジット表示なし)[1][18]
- 刑事部屋〜六本木おかしな捜査班〜(テレビ朝日系) - SMの女王役[4][19]
- 電車男(フジテレビ系、2005年7月7日 - 9月15日)- エキストラ[5]
- こたえてちょーだい!(フジテレビ系) - 再現ドラマでのキャバクラ嬢役
- クイズ!人生ゲーム 〜THE QUIZ OF LIFE〜(BS朝日)
- 下北サンデーズ(2006年、テレビ朝日系) - 居酒屋ちくわ木産の外国人店員役(クレジット表示なし)[20]
- 恋のから騒ぎ・ドラマスペシャル 〜Love StoriesIII〜(2006年、日本テレビ系) - 元ヤンキーの少女役(クレジット表示なし)[21]
- 手の上のシャボン玉(2006年)- 野球観覧をする外人役(クレジット表示なし)[22]
ミュージック・ビデオ[編集]
- RYO the SKYWALKER「Burn Sky」
脚注・出典[編集]
- ↑ a b c SponichiAnex 2008.
- ↑ a b c d New York Daily News 2019.
- ↑ a b c d 斉藤 2008, p. 28.
- ↑ a b c d 週刊ポスト 2005, p. 59-60.
- ↑ a b c FLASH 2005.
- ↑ a b c d Connell 2008.
- ↑ a b c d 朝日新聞 2008, p. 35.
- ↑ a b c d 週刊新潮 2008, p. 46.
- ↑ 北村和巳 (2008年3月4日). “逆転無罪 器物損壊罪に問われた女性タレント 「胸がつかえて穴通れない」”. 毎日新聞: p. 28
- ↑ “タレント・小桜さんの無罪が確定”. 朝日新聞: p. 38. (2008年3月18日)
- ↑ “〈Web注目キーワード〉大きな胸のタレントが2位に”. asahi.com (2008年3月11日). 2024年2月8日確認。
- ↑ 山岸伸 (2008年3月27日). “スタジオエビスで撮影”. アイドルブログ 写真家山岸伸・撮影日記. 2024年2月9日確認。
- ↑ “巨乳で無罪の小桜セレナが男性2人を告発”. nikkansports.com (2008年4月30日). 2024年2月18日確認。
- ↑ 「「Iカップ美女」男をめぐり痴情の果てに傷害逮捕」、『FLASH』第939号、光文社、2006年12月12日、 24-25頁、2024年12月24日確認。
- ↑ 岩井志麻子「吉野公佳、小桜セレナはAV出るなら覚悟を決めよ!」、『週刊朝日』第114巻第2号、朝日新聞出版、2009年1月16日、 。
- ↑ “小桜セレナさんの撮影を無事終了しました”. アイドルブログ 写真家山岸伸・撮影日記 (2008年4月5日). 2024年12月24日確認。
- ↑ “~遠隔操作トークバラエティ~ ウドで訊く!”. 東京都港区西新橋: 株式会社 テレバイダー・エンタテインメント. 2024年2月18日確認。
- ↑ “特命係長 TADANO HITOSHI 只野仁スペシャル 狙われたセレブな女たち(特命係長 只野仁スペシャル)(とくめいかかりちょうただのひとし)”. テレビドラマデータベース. 株式会社キューズ・クリエイティブ. 2024年12月24日確認。
- ↑ “刑事部屋~六本木おかしな捜査班”. テレビドラマデータベース. 株式会社キューズ・クリエイティブ. 2024年12月24日確認。
- ↑ “下北サンデーズ(誤り…下北沢サンデーズ)”. テレビドラマデータベース. 株式会社キューズ・クリエイティブ. 2024年12月24日確認。
- ↑ “恋のから騒ぎドラマスペシャル Love Stories(3)(新聞ラテ欄表記…恋のから騒ぎ~LOVE STORIES~III ドラマスペシャル3)(Episode1「十億の女」、Episode2「荷台に乗せられた女」、Episode3「元ヤンの女」)”. テレビドラマデータベース. 株式会社キューズ・クリエイティブ. 2024年12月24日確認。
- ↑ “愛の絆シリーズ(1) 手の上のシャボン玉”. テレビドラマデータベース. 株式会社キューズ・クリエイティブ. 2024年12月24日確認。
参考文献[編集]
- 「「小桜セレナ」逆転無罪でバレた10歳「サバ読み」と「おバカ言動」」、『週刊新潮』第53巻第11号、新潮社、2008年3月20日、 46-47頁、 、 。
- 斉藤泰生「胸張って勝ち取った無罪 101センチの豊乳が証明した逆転判決」、『AERA』第21巻第12号、朝日新聞出版、2008年3月17日、 、 NDL:00067141。
- “大きな胸も無罪の決め手 タレントに逆転判決”. 朝日新聞: p. 35. (2008年3月4日)
- “小桜セレナ風船乳が証拠だ!逆転無罪”. SponichiAnex (2008年3月4日). 2009年6月3日確認。
- 「小桜セレナ「私のオッパイに札束積んだ有名人」」、『週刊ポスト』第37巻第35号、小学館、2005年9月2日、 59-60頁、 。
- Ryann Connell (2008年3月14日). “Serena Kozakura's ex-squeeze speaks on her court case, chest, and extra-strength crazy”. mdn.mainichi.jp. 2008年4月13日確認。
- “Big breasts prove model's innocence”. nydailynews.com (2019年1月12日). 2024年2月12日確認。
- 「TVショッピング「謎の超乳美女」爆裂ビキニ姿撮った!」、『FLASH』第878号、光文社、2005年。
外部リンク[編集]
- 小桜セレナの公式ブログ
- 小桜セレナさんは、天使になった。 - 2012年9月17日 - 。中の人は不詳(小桜本人説さえある)