大阪市立真田山幼稚園
大阪市立真田山幼稚園(おおさかしりつ さなだやま ようちえん)は、大阪府大阪市天王寺区餌差町にある公立の幼稚園。
概要[編集]
1949年(昭和24年)、大阪市立銅座幼稚園の分園として創立した[1]。
なお、創立記念日について、銅座幼稚園は4月1日に分園した[1]としている一方、真田山幼稚園は4月22日としており「平成31年4月22日は幼稚園の70歳のお誕生日です」とウェブサイトで表示している[2]。
文教地区[編集]
園地は前期難波宮以来の大阪の都心部上町台地にあり、緑豊かな都市公園である真田山公園の西側に隣接。公園内の市立天王寺スポーツセンター(市立真田山プール・アイススケート場)や市立真田山野球場、真田山庭球場をはじめ、周囲には三光神社など寺社も多く、自然に恵まれた環境[2]。
真田山公園は北側に大阪市立真田山小学校と、日本最古の陸軍墓地真田山陸軍墓地があり、西側に大坂城の南に形成された寺町のひとつである小橋寺町を挟んで、関白(太閤)豊臣秀吉時代(戦国時代)の大坂冬の陣の真田丸跡(明星中学校・高等学校の校地)がある。
真田山幼稚園の一帯は文教地区の天王寺区を象徴するエリアで、大阪市立味原幼稚園や市立東小橋幼稚園をはじめ市立真田山小学校や市立高津中学校、大阪府立高津高等学校、府立清水谷高等学校があり、私学の大阪女学院(中・高・短大・大学)、その北側に城星学園(幼・小・中・高)も位置している。
「食育」重視、先生は清水谷高校[編集]
2005年(平成17年)度から交流のある府立清水谷高校の生徒が2007年度、放課後など園児に食育ボランティア活動を展開。「食べるの大好き元気っ子!」「いいうんちをしよう!」といったペープサート(紙人形劇)をしたり「なぞなぞカルタ」作ったりすることで、園児と高校生の双方それぞれの発達段階に応じた「食の学び」を深めていた[3]。
沿革[編集]
年表[編集]
- 1949年(昭和24年) - 4月、大阪市立銅座幼稚園の分園として開園[1]
- 1950年(昭和25年) - 4月、大阪市立真田山幼稚園として独立[1]
- 2019年(平成31年) - 4月22日、70周年[2]
教育目標[編集]
「明るく たくましく 心豊かな真田山っ子」を教育目標に掲げ、下記4点を目指している[2]。
- 健康で明るい子ども
- なかよく遊ぶ子ども
- 自分で考える子ども
- 人の話を聞く子ども
園の行事[編集]
基礎データ[編集]
アクセス[編集]
鉄道[編集]
- Osaka Metro(長堀鶴見緑地線)玉造駅より南西へ約650m、JR西日本(大阪環状線)玉造駅より南西へ約850m
- JR西日本(大阪環状線)・近鉄(大阪線・奈良線)・Osaka Metro(千日前線)鶴橋駅より北西へ約600m
- 近鉄(大阪線・難波線)大阪上本町駅より北東へ約1100m
バス[編集]
- 大阪シティバス 天王寺スポーツセンター 下車、北東へ約260m