境川村
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境川村(さかいがわむら)とは、山梨県東八代郡に存在した村である。平成大合併で自治体としては消滅し、現在は笛吹市の一部となって、旧村域は「境川町」の地名となっている。
概要[編集]
明治36年(1903年)4月に五成村・圭林村・藤垈村・寺尾村の4村が合体して境川村が成立する。この村は甲府駅の南東に位置し、滝戸山(1221メートル)と春日山(1103メートル)の間を流れる境川に沿った細長い村で、果樹や野菜が生産されている。
観光の見所としては甲府盆地を一望できる坊ヶ峯や村の中央部にある藤垈の滝、大正時代から昭和時代にかけて俳句の世界で名を馳せた俳人・飯田蛇笏の生家などがある。
平成16年(2004年)10月12日、石和町・一宮町・御坂町・八代町・東山梨郡春日居町と合併して笛吹市が発足したことにより、境川村は廃止された。