吉田博美

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吉田 博美(よしだ ひろみ、昭和24年(1949年6月17日 - 令和元年(2019年10月26日)は、日本政治家

国土交通大臣政務官第3次小泉内閣)、自由民主党参議院国会対策委員長、自由民主党参議院幹事長、参議院国土交通委員長長野県議会議長(第75代)、長野県議会議員(5期)、参議院議員(3期)、参議院政治倫理審査会会長、自由民主党総裁特別補佐などを務めた。

来歴[編集]

山口県出身。昭和47年(1972年)に早稲田大学を卒業後、自民党副総裁・金丸信秘書を務め、後に長野県議員となる。平成13年(2001年)に参院選長野選挙区で初当選し、以後連続3回当選した。その間に党参院国対委員長、党参院幹事長を務め、自民党の参議院運営を取り仕切る立場にあった。野党とのパイプも多く持ち、そのため交渉役で活躍した。竹下派に所属して「参院のドン」と称された青木幹雄元党参院議員会長の下で頭角を現し、額賀福志郎に竹下派会長の交代を迫り、結果として平成30年(2018年4月竹下亘への会長就任をリードした。同年9月の党総裁選では青木の意向をくんで、同派参院の大半を石破茂元幹事長支持でまとめるなどしている。

しかし平成31年(2019年)4月脳腫瘍を公表して手術を受け、治療に専念するため、同年7月の参院選には出馬せず、引退した。しかし安倍晋三内閣総理大臣から厚い信任を受けていたことから、引退後も党総裁特別補佐に起用されるなど、異例の厚遇を受けている。

令和元年(2019年)10月26日朝に容態が急変し、同日午後に東京都内の病院死去した。70歳没。

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