創価学会インタナショナル

創価学会インタナショナル（SGI）とは、日本の新宗教の宗教法人の創価学会の海外組織。信者数は地球上の全世界に約300万人がいる。

1975年（昭和50年）1月26日にアメリカ合衆国のグアム島で結成された。

創価学会インタナショナル（SGI）会長に池田大作（当時、創価学会の会長）が就任した。

結成の経緯

1960年代〜1970年代の日本の高度経済成長の時期に、中学校や高校を卒業したばかりの若者が農村部（田舎）から大都市（東京や大阪や名古屋など）にある会社に働きに出てきた若者を創価学会が信者として取り込んで、この頃には、創価学会は日本国内で最大級の宗教団体に成長していた。

しかし、1960年代〜1970年代の創価学会は、複数人（3人〜4人程度）の創価学会員で相手を取り囲んで「創価学会への入会を強引に迫る」という常識から逸脱（いつだつ）した宗教勧誘を行なっていた。

1970年（昭和45年）には創価学会に批判的な書籍『創価学会をブッた斬る！』を出版した明治大学の教授で、評論家の藤原弘達に対して創価学会が言論出版妨害の圧力を加えた「言論出版妨害事件」が起きた。世間の人達からも、創価学会は厳しい批判を受けていた。

そのため、1975年（昭和50年）頃から日本国内の創価学会の信者数が停滞するようなった為に、創価学会は創価学会インタナショナル（SGI）を結成して、海外での布教活動（宗教勧誘）に力を入れるようになった。

2020年代には、地球上に全世界の約200カ国の国家がある中で、創価学会インタナショナル（SGI）は、宗教活動を厳しく規制している中華人民共和国（中国）や北朝鮮などの社会主義国家やイスラム教が大多数を占める中東のアラブ諸国など一部の国家を除いた。全世界の約192カ国に創価学会の海外組織がある。創価学会は世界宗教を目指しているという。