代々木

代々木（よよぎ）とは、東京都渋谷区の地名。

東京都渋谷区北東部の町丁。代々木一丁目から代々木五丁目まである。
旧代々木村。武蔵国および東京府の豊島郡に属し、1878年（明治11年）より南豊島郡に属した。1889年（明治22年）に幡ヶ谷村と合併して代々幡村となり、旧代々木村の村域は大字代々木となった。現在の代々木一丁目～五丁目、代々木神園町、元代々木町、初台一丁目～二丁目、西原一丁目～三丁目、大山町、上原一丁目～三丁目、富ヶ谷一丁目～二丁目、神山町に相当する。なお1906年（明治39年）に開業した代々木駅（渋谷区代々木1-34-1）の開業当時の地名は千駄ヶ谷村大字千駄ヶ谷だった。1970年（昭和45年）に代々木駅を含む千駄ヶ谷五丁目の一部が代々木一丁目に編入された。
東京都渋谷区北東部の広域地名。代々木一丁目～五丁目、元代々木町、代々木神園町。広く捉えれば、代々木上原（上原、西原、大山町一帯）や代々木体育館（渋谷区神南2-1-1）も含む。狭く捉えれば、代々木駅周辺の地域。代々木駅の東側（渋谷区千駄ヶ谷四丁目～五丁目）も含む。代々木ゼミナールや代々木アニメーション学院、バレーボールの聖地の代々木体育館の影響もあり、全国的な知名度がある。
日本共産党のこと。代々木駅の近く（渋谷区千駄ヶ谷4-26-7）に本部があることから呼ばれるようになった。日本共産党や日本民主青年同盟（民青）、日共系全学連を「代々木派」「代々木系」、日本共産党に反対する新左翼勢力を「反代々木」「反代々木派」「反代々木系」と呼ぶことがある。