万木城

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万木城(まんぎじょう)とは、現在の千葉県いすみ市万木834にかつて存在した日本である。

概要[編集]

夷隅町の東部、夷隅川南岸の田園地帯に盛り上がった城山と呼ぶ比高60メートルほどの台地一帯で、東や北、西の三方に急崖をめぐらせた天然の要害であったという。

築城されたのは室町時代前期の第3代征夷大将軍足利義満から第4代・足利義持時代の応永年間(1394年 - 1428年)に当地の守護に任命された土岐頼元、あるいは土岐時政が築城したものと伝わっている。その後、土岐氏が歴代の居城としたが、天正18年(1590年)の豊臣秀吉小田原征伐の際、当時の当主である土岐頼春後北条氏に従って運命を共にして没落した。

現在の城跡には居館跡と推測されている平坦地や土塁の一部、井戸などが残っており、中世城郭を知る貴重な資料となっている。南側の台地の土中からは小田原征伐の落城の際に焼けたと推測される炭化した籾米などが大量に出土している。

万木城の東方およそ500メートルには山麓の深い木立の中に城の守護神であったという妙見宮がある。戦の神で知られる北辰妙見大菩薩と愛宕大権現、飯綱大権現を合祀し、開運・厄除け・家内安全・商売繁盛にご利益があるとして、近隣の信仰を集め、1月23日の初護摩修行、11月23日の厄除け星祭などの縁日には参詣客で賑わっている。

アクセス[編集]