中世
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中世(ちゅうせい)とは、元々時代区分において古代と近代の間に相当する時代として考えられていたもの。
その後、近代の初期を近世と区別して考えるのが主流になると、中世は古代と近世の間の時代として位置づけられるようになった。多くの場合、中世は封建主義の時代と位置付けられている。
日本史においては、平安時代の末期、平氏政権の時代から鎌倉時代を経て室町時代中期の応仁の乱の頃までを中世とすることが多かったが、近年は平安時代中期・後期を中世に含める考えもある。西洋史では、476年の西ローマ帝国の滅亡から1453年のビザンツ帝国の滅亡までを中世と考えることが多く、日本史における中世よりかなり長い期間を指している。