ボール焼き
ボール焼き(ボールやき)とは、たこ焼き器を使って焼く食べ物。
詳細は「たこ焼き」を参照
背景[編集]
たこ焼きにタコを入れない食べ物が登場。お菓子を入れたスイートボールとかチーズを入れたチーズボールなど、それぞれ具にあった名前をつけている。
歴史[編集]
関西では家庭用のたこ焼き用ホットプレートが1980年代頃から普及しており、家庭でも当たり前のように食べられていた。また近年では家電メーカーがホットプレートにたこ焼き用の鉄鍋を付けて売り出すようになると、お好み焼き風に好きな物を入れて食べる人が全国に増え始めた。しかし、元々たこ焼きには地域や家庭によってさまざまなバリエーションが存在している。2000年頃になるとテレビのバラエティ番組でタコ以外の具材(チーズやチョコレートなど)を試す企画が放送され、料理番組や女性週刊誌等でも変わり種が紹介されるようになった。また、ホームパーティで試す人が増えるにともない、ネット上で「何を入れて食べるとおいしかったか」という意見交換をする掲示板が多く出始めた。
作り方[編集]
特にスイート系にはソースの塩気が合わないため、ホットケーキやクレープのように生地に牛乳やバターを入れたり、タレには菓子のように甘いソースやシロップを用いる。焼き方は基本的にはたこ焼器を使って焼くので要領としては同じだが、仕上がりとしてはホットケーキのような固さになるような生地が必要になる。たこ焼きでは中がクリーミーになるような焼き方がおいしく作るやり方だが、逆にボール焼きの場合、チーズや餅、チョコレートやマシュマロ自体が熱で溶けてクリーミーな食感をつくるため、生地自体がクリーミーだと相性があまり良くない。
具[編集]
主にチーズとの組み合わせに人気がある他、ハム、ソーセージ、ベーコン、餅、エビ、カニカマなど何でも利用される。スイート系としては、小豆類やチョコレート、マシュマロ、ジャムなどホットケーキやクレープに使う具が好相性を示す。中身に合わせて、ウスターソースやマヨネーズではなく蜂蜜、醤油やケチャップ、サルサソースなど具に合ったソースが必要になる。