いさぶろう・しんぺい
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いさぶろう・しんぺい Isaburo・Shinpei | |
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概要 | |
種別 | 特急(一部区間) 普通 |
運行開始 | 1996年 |
種別変更 | 2017年熊本 - 人吉間のみ特急格上 |
運行終了 | 2023年10月4日 |
運行事業者 | 九州旅客鉄道 |
路線 | |
走行路線 | 肥薩線 |
起点 | 熊本駅・人吉駅 |
終点 | 吉松駅 |
その他 | |
使用車両 | キハ140 キハ47 |
両数 | 2両 混雑期は3両 |
外部リンク | JR九州ホームページ |
いさぶろう・しんぺいはJR九州が運行していた観光列車である。なお、正式名称についてだが、いさぶろう及びしんぺいとなっている。だが、書類などでしかこの名前は使われていない。
概要[編集]
- 1996年にJR九州の観光普通列車として運行開始。後に2004年に1往復増便され2往復に、車両数も従来の1両での単行運行から2または3両での運行となった。
- なお、2017年のダイヤ改正では熊本駅 - 人吉駅間が特急列車に格上げされた。
列車名[編集]
愛称の由来は、「いさぶろう」が人吉駅 - 吉松駅間が建設された当時の逓信大臣であった山縣伊三郎 (-やまがたいさぶろう)、「しんぺい」が同区間開業当時の鉄道院総裁であった後藤新平(-ごとうしんぺい)から来ている。
運行区間[編集]
- 熊本駅 - 吉松駅間1往復
- 人吉駅 - 吉松駅間1往復
- 計2往復が運行され、それぞれ下りが「いさぶろう」、上りが「しんぺい」の列車名となる。熊本駅 - 人吉駅間が特急列車、その他は普通列車となる。
- 熊本駅 - 人吉駅間では「かわせみ やませみ」3往復と合わせて4往復の特急列車が設定。
- いさぶろう・しんぺい/かわせみ やませみとも「D&S列車」に位置付けられているが、熊本駅 - 人吉駅間では2016年まで運行されていた特急九州横断特急/くまがわの後継としての役割も担う。
- 吉松駅では特急はやとの風との接続が可能。人吉駅発着の1往復は、人吉駅で「かわせみ やませみ3・4号」と接続している。
車両[編集]
- 当初は1両編成であったが、2004年から通年2両編成となり同時に車内販売も開始。運行開始当初からワンマン運転を行っているが、車内販売が開始されてからは客室乗務員が車内改札を行っている。週末などに3両に増結される場合はワンマンではなくなり、車掌が乗務する。
- 当初は1両編成であったが、2004年10月9日から通年2両編成となり同時に車内販売も開始された。運行開始当初からワンマン運転を行っているが、車内販売が開始されてからは客室乗務員が車内改札を行っている。週末などに3両に増結される場合は車掌が乗務する。
- 熊本車両センターに所属しているキハ140 2125・キハ47 9082・キハ47 8159の3両が専用車両として使用。
- 普通列車用の車両を「いさぶろう・しんぺい」仕様に改造したものである。
- 使用車両のキハ140 2125は両運転台、キハ47 9082、キハ47 8159は片運転台となる。
- 外板は古代漆色に塗装され、内装は難燃木材を使用した固定式クロスシート中心で後述の自由席区画のみロングシートとし、各車両の中央部には共用スペースとして展望スペースを設置してい小型のベンチが壁面に設置されている。
- なお、キハ140 2125は「かわせみ やませみ」の予備車としても使用される。この為、かわせみやませみの柄に準じた天井化粧板と座席モケット交換が施されている。
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