Jリーグタイム

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Jリーグタイム
ジャンルスポーツニュース教養番組
出演者中川絵美里
NHKアナウンサー(日替わり)
コメンテーター(日替わり)
平畠啓史
オープニングChange the World / MAN WITH A MISSION(2020年 - )
エンディング(OPに同じ)
製作
制作NHKNHKグローバルメディアサービス
放送
放送国・地域日本国旗.png日本
放送期間2006年4月 -
放送時間原則として土曜 21:10 - 21:50
放送枠土曜日
放送分40分

特記事項:
Jリーグの中継体制等で放送枠の異動あり(本文参照)
前身番組として「速報!Jリーグ」が2003年度 - 2005年度放映
2010年3月までの放送時間は21:10 - 21:40(30分枠)→2011・12年度は21:10 - 21:35(35分枠)
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Jリーグタイム(ジェイリーグタイム)は、NHK BS1で放送されているJリーグの試合結果の詳細を放送するダイジェスト番組である。2006年4月放送開始。NHKの関連会社であるNHKグローバルメディアサービス(以下、G-Media)が制作に携わっている(放送上では製作著作のクレジットはされていない)。

概要[編集]

2006年にスタートした。放送当日までに開催されたJ1リーグの試合のダイジェスト映像を、解説付きで放送するのがメイン。J2リーグは一部ダイジェスト映像を流す以外は結果のみ、J3リーグに至ってはテロップで結果のみ伝えている。

当日行われたJリーグディビジョン1(J1)の全試合を映像付き(ローカル放送を含めNHKが中継を行った試合はNHKの独自映像、それ以外はスカパー!J SPORTSまたはBS-TBS提供。ただし画面内の局名ロゴのみ消してある。画面のアスペクト比はNHKの独自映像は16:9、他社提供は4:3。2010からは他社提供もJ1は全試合16:9となった。J2は試合によって混在している[1])で放送する。放送日の試合数によっては当日行われたJリーグディビジョン2(J2)の一部試合も映像付きで放送する(試合結果は全試合放送、日によっては全試合映像付きあるいはJ2全試合映像なしの場合あり)。放送時間帯が早いため、最も早くJリーグの詳報が伝えられる番組だった[2]

1年間は基本的に開幕前週からスタートし、最初の放送ではFUJI XEROX SUPER CUPの結果や当年のJリーグの見どころ、キャンプ情報などを交えて放送している。1年間最後の放送は最終節の次の週で、Jリーグアウォーズ (年間表彰式) の模様や1年間のリーグ戦の振り返りなどがメイン企画となる。

放送時間[編集]

基本的には土曜日の21時から21時50分まで。ただし日曜日に開催される試合が多い場合は、日曜日の同じ時間帯で放送されることが多い。

また2020年新型コロナウイルスの影響で、水曜日にJ1リーグが開催されることが多かったため、この場合は水曜日も同じ時間帯で放送された。そのため、水曜日と週末の週2回開催となる場合は当番組も週2回放送されることとなった。

J1が分散開催(土日、土日祝など)となる場合は、基本的にどちらかの曜日のみ(土曜日が多い)に放送される[3]。逆に日曜日のみ開催の場合は放送日が日曜に振り替えとなるのが基本。また、試合日が特定チームの振替措置(AFCチャンピオンズリーグとの日程調整など)によるものの場合は放送がない。

Jリーグの放送がない日は21:00放送開始となるケースがある[4]。逆に前の番組がNHKプロ野球の場合、放送時間が21:30開始(試合中継延長時は繰り下げ。その場合生放送予定時間に収録したテープを撮って出しする場合がある)に変更される。また、オフシーズンには19時台(19:00 - 19:49など)に放送されることもある。

夜間に急遽ほかの重要なスポーツ中継を行う場合など[5]には深夜(24:10 - 24:35など)に放送されることもある[6]。また、BS1の特別編成のために、放送そのものが休止となる場合もある[7]

2011年9月3日はこの日にロンドンオリンピック女子サッカーアジア最終予選日本対韓国戦が日本時間20:00開始で行われたため(NHK総合で生中継)、通常時間での放送だと後半と重なってしまうため、深夜24:00-24:50に放送した。

2011年11月19日の放送は、2011年の日本シリーズ福岡ソフトバンクホークス中日ドラゴンズ第6戦とのマルチチャンネル放送となり、BS1の予備チャンネルである102chで放送される[8]

試合結果の伝え方[編集]

試合速報を伝えるのは概ね女性キャスターがJ1の中から1試合、男性アナウンサーと解説者が同じく1-2試合、その他の試合(J1の残りとJ2の映像がある全部の試合)は末広という割り振りがされている。女性キャスターと解説者は試合日によって実際に取材した試合の速報を担当する。特に女性キャスターは原則的に関東・甲信越地方を中心としたデーゲームの会場に訪れることが多いが、まれに試合直後のナイターの会場から中継で出演することもある。男性アナはその日のトップ項目で扱う試合を担当するが、不定期で女性キャスターが取材した試合がトップ項目に扱われることもある。

またまれに女性キャスターが2試合以上担当するもの[9]や、J2の結果をスタジオ担当者が伝える場合[10]もある。

出演者[編集]

脚注[編集]

  1. 主にスカパー!e2でHD放送された試合が16:9で、それ以外は4:3であることが多い
  2. 2011年より、スカチャンJリーグアフターゲームショーが本番組と同じ21:10開始となっている
  3. BSによるJリーグ中継のカードが原則として土曜日のナイトマッチであるため。2009年はNHKが日曜日の試合のみを中継した場合には日曜日にのみ放送される場合(該当例として5月10日。この日はデーゲームの神戸対名古屋戦が中継された後、21:10から当番組が放映された)があったり、土曜日の中継がなく日曜日に試合の中継があった場合でも土曜日に通常通り放送するケース(同年6月27日28日のケースが該当。27日はNHKでの放送は地上波・BSともなく、28日に総合テレビで横浜FM対G大阪、BS-1で大分対鹿島が放送されたが、当番組は27日21時10分から土曜日の試合のハイライトを放送した)もある。
  4. 当該例として2010年5月15日(くしくも1993年のJリーグ開幕試合から17年目の日であった)はBSでのJリーグの放送がなく、直近の番組であったNBA中継が20:50終了となったため、NHK BSニュース・Jリーグタイムを10分繰り上げて放送した。また、2011年東北地方太平洋沖地震に際しては、Jリーグの開催が休止になったことや、旧BS1が震災対策の特別編成となったことから、3月12日放送予定の分から放送が中止され、旧BS1としてはその前の3月6日2011年開幕節)が事実上最後。新BS1としての初回となった4月16日の再開直前特集より再開した
  5. プロ野球北海道日本ハムファイターズvs千葉ロッテマリーンズ戦の生中継を急遽行った2007年9月29日や、ハンドボール北京オリンピック女子世界最終予選の中継を行った2008年3月30日など
  6. NHKがJリーグの優先放映権を持っていた2007年シーズンまでは、全試合がデイマッチだった場合などに、全試合終了直後(17:10 - 17:35など)に放送されたこともあった。
  7. 2008年北京オリンピック期間中、2010 FIFAワールドカップ南アフリカ共和国大会(=この期間中はJ1/J2とも大会を中断する。また山岸は総合テレビにおけるハイライト番組の案内役〔毎日ではない。これは日によってハイライトと試合生中継を一体化して放送する場合があるためで、一体放送の日は女性の案内役はNHKアナウンサーが勤めている〕を担当している)など。
    2011年は3-4月に予定された一部試合が震災により当初休催となるはずだった7月に延期(J2は6-9月に分散延期)で開催されることになったが、すでにナデシコパ。特別編成(2011 FIFA女子ワールドカップコパ・アメリカ2011)が実施されることが決まっており、7月の延期分の試合中継放送は当初BS1・総合テレビで中継される予定だった試合を含め、これら2大会へのスタッフ派遣などの人員配置的な都合で中継が行われないが、「Jリーグタイム」は通常通り放送されるが、7月13日の第3節(1試合のみ先行で7月6日)の試合分は「Jリーグタイム」としてではなく「女子ワールドカップ直前情報」の枠内1コーナーという形で放送。また第4節は土・日ではなく祝日の月曜・7月18日放送である
  8. 同年11月17日第91回天皇杯全日本サッカー選手権大会・3回戦ダイジェストも日本シリーズ第5戦とのマルチチャンネル放送となり、21:00-21:40の枠で同じく102chで放送されている。
  9. 例・2010年11月20日=山岸が実際に取材に出かけて名古屋の優勝が決まった対湘南戦と、浦和対G大阪
  10. 例・2010年11月14日=この日J1昇格を決めた甲府の試合(対栃木戦)を山岸が、東京V対市原・千葉を曽根優が読み上げた