麒麟龍勇人
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基礎情報 | ||||
四股名 | 竹岡 → 麒麟龍 | |||
本名 | 竹岡 勇人 | |||
生年月日 | 2001年12月21日(23歳) | |||
出身 | 東京都墨田区 | |||
身長 | 175.0cm | |||
体重 | 109.7kg | |||
BMI | 35.8 | |||
所属部屋 | 尾車部屋 → 二所ノ関部屋 | |||
得意技 | 押し | |||
成績 | ||||
現在の番付 | 西幕下55枚目 | |||
最高位 | 西幕下39枚目 | |||
生涯戦歴 | 94勝80敗(26場所) | |||
優勝 | 序二段優勝1回 | |||
データ | ||||
初土俵 | 2020年1月場所 | |||
備考 | ||||
2024年7月1日現在 |
麒麟龍 勇人(きりんりゅう はやと、2001年12月21日 - )は、東京都墨田区出身で、二所ノ関部屋(入門時は尾車部屋)所属の現役大相撲力士。本名は竹岡 勇人(たけおか はやと)。身長175.0cm、体重109.7kg、血液型はA型[1]。最高位は西幕下39枚目(2024年5月場所)。
来歴[編集]
相撲は墨田区立両国小学校4年次から墨田区相撲連盟で始め、後に三鷹市相撲クラブにも所属した[1]。同学年の田中山とは小学生の時から同じ道場に通っていた[1]。中学校からは新潟県へ相撲留学し[2]、糸魚川市立能生中学校を経て新潟県立海洋高等学校に進学[1]。高校の同期には欧勝海らがいる[3]。高校2年次に全国高等学校相撲選抜大会個人2位、3年次に全国高校相撲十和田大会で団体2位、全国高校相撲宇佐大会ベスト32の実績を残した[1]。2019年1月に父親が世話人の錦風と知り合いだった縁で尾車部屋に体験入門しており、この際に当時現役だった嘉風(13代中村)の指導を受けたことで、高校卒業後の尾車部屋入門を決意した[1]。
初土俵は高校卒業を待たずに2020年1月場所で踏み、初土俵同期生には颯富士、 天道山らがいる[1]。13代中村からは押し相撲の指導を受けており[2]、序二段に番付を上げた同年7月場所で序二段優勝[4]。三段目は1年で通過し、2021年9月場所で幕下に昇進した。2022年1月場所後の2月7日に尾車部屋が閉鎖になったため、同じ一門の二所ノ関部屋へ移籍した[5]。
2023年1月場所で四股名を「麒麟龍」に改名。二所ノ関部屋は昔から大きな動物や架空の生き物を四股名に入れる伝統があることに因んで13代二所ノ関が命名した[6]。
2024年6月1日、13代中村が二所ノ関部屋から独立して中村部屋を新設することになったが、麒麟龍は旧尾車部屋に入門した力士で唯一、中村に帯同せず二所ノ関部屋に残留することになった[7][8]。
人物・エピソード[編集]
- 新潟海洋高校在学中は相撲部の活動資金集めのため、同級生の欧勝海らと共にご当地シーフードカレーを開発した。同高校元教員の経営する会社によって販売されており、自身を含む3人の部員がカレーライスを頬張る写真がパッケージに印刷されている。[3]
主な成績[編集]
2024年5月場所終了現在
通算成績[編集]
- 通算成績:94勝81敗(26場所)
各段優勝[編集]
- 序二段優勝:1回(2020年7月場所)
場所別成績[編集]
一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
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2020年 (令和2年) |
(前相撲) | 東序ノ口22枚目 4–3 |
感染症拡大 により中止 |
東序二段84枚目 優勝 7–0 |
東三段目78枚目 3–4 |
西三段目93枚目 5–2 |
2021年 (令和3年) |
西三段目58枚目 5–2 |
西三段目28枚目 5–2 |
東三段目筆頭 3–4 |
西三段目10枚目 5–2 |
西幕下49枚目 2–5 |
西三段目11枚目 4–3 |
2022年 (令和4年) |
西幕下60枚目 3–4 |
西三段目14枚目 0–7 |
西三段目64枚目 4–3 |
西三段目44枚目 4–3 |
東三段目27枚目 3–4 |
西三段目44枚目 4–3 |
2023年 (令和5年) |
東三段目27枚目 4–3 |
東三段目12枚目 3–4 |
西三段目31枚目 2–5 |
西三段目57枚目 5–2 |
西三段目32枚目 3–4 |
東三段目48枚目 4–3 |
2024年 (令和6年) |
東三段目31枚目 6–1 |
西幕下47枚目 4–3 |
西幕下39枚目 2–5 |
西幕下55枚目 – |
x | x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
改名歴[編集]
- 竹岡 勇人(たけおか はやと)2020年1月場所 - 2022年11月場所
- 麒麟龍 勇人(きりんりゅう - )2023年1月場所 -
脚注[編集]
- ↑ a b c d e f g 「初場所全新弟子名鑑」、『相撲』2020年2月号、ベースボール・マガジン社、 108頁。
- ↑ a b 「十両以下各段優勝力士喜び詳報」、『相撲』2020年8月号、ベースボール・マガジン社、 69頁。
- ↑ a b “「ごっつぁんカレー」開発秘話、海洋高校相撲部が復活をかけて発売”. ダイヤモンド・オンライン. (2020年7月6日) 2021年9月20日閲覧。
- ↑ “173センチ小柄な竹岡が序二段V「イメージ通り」”. 日刊スポーツ. 2021年9月20日確認。
- ↑ “尾車部屋力士の転属先決まる 尾車親方、十両矢後ら新設の押尾川部屋へ転属”. 日刊スポーツ. (2022年1月27日) 2022年2月7日閲覧。
- ↑ 「相撲部屋聞き書き帖」、『相撲』2023年2月号、ベースボール・マガジン社、 88頁。
- ↑ “元嘉風の中村親方が独立 二所ノ関部屋から幕内友風含む力士8人ら転属”. デイリースポーツ. (2024年5月30日) 2024年5月30日閲覧。
- ↑ “元嘉風の中村親方が独立 二所ノ関部屋から友風ら力士8人転籍 前日に新十両昇進会見の嘉陽も”. スポニチアネックス. (2024年5月30日) 2024年5月30日閲覧。