高木義明

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高木 義明(髙木 義明[1][2]、たかき よしあき、1945年12月22日 - )は、政治家。衆議院議員(9期)、民主党副代表、文部科学大臣(第14代)、民主党代表代行、民進党副代表などを歴任した。

経歴[編集]

山口県下関市生まれ[3]。1964年山口県立下関工業高等学校卒業[4]三菱重工業長崎造船所に勤務。三菱重工労働組合長崎造船支部専従を経て[5]、1975年4月長崎市議会議員(3期)。1987年4月長崎県議会議員(1期)。1990年2月の第39回衆議院議員総選挙に長崎1区から民社党公認で立候補し、以降9回連続当選[3]。1994年新進党、1998年新党友愛を経て、民主党に参加[6]。民主党長崎県連代表(1998年~)[1]、国会対策委員長(2006年9月~2007年8月)、副代表(2005年9月~2006年9月、2007年8月~2009年9月)などを歴任。政務では衆議院石炭対策特別委員長(1998年8月~1999年10月)、衆議院安全保障委員長(1998年9月~2001年1月)、衆議院農林水産委員長(2004年1月~10月)などを歴任[3]

2010年9月の改造内閣で文部科学大臣。2011年1月の第2次菅改造内閣でも留任。同年9月の野田内閣発足に伴い退任。その後、衆議院議院運営委員長(2012年10月~2012年11月)、民主党国会対策委員長(2012年11月~2013年9月、2015年1月~2016年3月)、代表代行(2013年9月~2015年1月)を歴任[3]。2016年3月に民主党と維新の党が合流して民進党が発足すると副代表に就任(~同年9月)[7]。同年9月民進党常任幹事会議長[4]。民進党長崎県連代表、海事振興連盟副会長兼事務総長[3]民社協会会長(2012年12月~2018年3月)なども務めた。

2017年9月に長崎市内で開かれた長崎県連の会合において、10月に投開票と見られる第48回総選挙には出馬せず、政界を引退する意向を表明した[8]。2018年7月に国民民主党の長崎県連が結成されると代表に就任した[9]。2018年11月秋の叙勲で旭日大綬章を受章した[10]

人物[編集]

基幹労連(旧造船重機労連)、三菱重工労組長船支部の組織内議員[2][11]。高木が当選を続けた衆院長崎1区は「民主党の牙城」と呼ばれた[12]。高木が引退した後の後任候補は西岡秀子西岡武夫元参院議長の長女)[8]

三菱重工労組長船支部生活相談室室長[13][14]、基幹労連シニアクラブ顧問(2015年~)[15]全日本海員組合政治顧問(1990~2017年)なども務めた[1]

出典[編集]

  1. a b c 『船員しんぶん』第2858号PDF 全日本海員組合、2018年2月25日
  2. a b 『連合長崎速報』No.329PDF 連合長崎、2020年12月4日
  3. a b c d e プロフィール 衆議院議員 高木義明
  4. a b 国会議員情報:高木 義明 時事ドットコムニュース
  5. 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年
  6. デジタル版 日本人名大辞典+Plus「高木義明」の解説 コトバンク
  7. 民進党、副代表に小野次郎氏ら 役員人事を決定 日本経済新聞、2016年3月30日
  8. a b 高木元文科相、政界引退の意向 日本経済新聞、2017年9月24日
  9. 国民民主党:県連が結成大会 /長崎 毎日新聞、2018年7月2日
  10. 秋の叙勲4079人 桐花大綬章に今井敬氏 五木ひろしさんらも 日本経済新聞、2018年11月3日
  11. 『基幹労連シニアクラブ・ニュース』第15号PDF 基幹労連退職者の会事務局、2014年11月21日
  12. 馬場直子 「驚異の組織力」組合選挙はいま | 各地からの報告 | 統一地方選2019 NHK選挙WEB、2019年2月28日
  13. 2014年12月7日(日)「高木義明候補」9回目の戦い! 長崎市議会議員 井上重久
  14. 2017年9月3日(日)「生活相談室結成50周年記念祝賀会」! 長崎市議会議員 井上重久
  15. 『基幹労連シニアクラブ・ニュース』第23号PDF 基幹労連退職者の会事務局、2015年12月2日

外部リンク[編集]