高等裁判所
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高等裁判所(こうとうさいばんしょ)とは、日本における下級裁判所の中で最も上位の裁判所のことである。
概要[編集]
大日本帝国憲法下の控訴院[注 1]を1947年に改組して発足。
東京(東京都)・大阪(大阪府)・名古屋(愛知県)・広島(広島県)・福岡(福岡県)・札幌(北海道)・仙台(宮城県)・高松(香川県)の8箇所に存在する。
主に控訴による第2審を扱う裁判所であり、刑事裁判の第2審は全て高等裁判所で行われることになるが、民事裁判のうち、少額訴訟の場合は上告による第3審を扱うことや海難懲戒の裁決などの行政庁の審決の取消訴訟も扱う。
平成17年(2005年)に知的財産に関わる事件や特許等の拒絶査定不服審判や無効審判の審決取消訴訟を専門的に扱う知的財産高等裁判所が、東京高等裁判所の特別支部として置かれている。略称は高裁(こうさい)。
日本における高等裁判所の一覧[編集]
関連項目[編集]
注[編集]
- ↑ 高松控訴院は戦後に新設。