下級裁判所
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下級裁判所(かきゅうさいばんしょ)とは、最高裁判所の下位に置かれる裁判所。
日本国内[編集]
「日本国の司法制度」も参照
最高裁判所 (日本)の下位に置かれる裁判所のことであり、下級裁(かきゅうさい)と略称される。高等裁判所(こうとうさいばんしょ)・地方裁判所(ちほうさいばんしょ)・家庭裁判所(かていさいばんしょ)・簡易裁判所(かんいさいばんしょ)から構成される。最高裁判所が日本国憲法によって定められた機関であり絶対的な最終裁判所であるのに対して、下級裁判所は裁判所法によって設置された機関である。このため、下級裁では、家事や知的財産といった専門の裁判所の設置が可能である。
日本国外[編集]
アメリカ[編集]
連邦法に基づく裁判を行う地方裁判所・控訴裁判所と州法に拠る裁判を行う事実審裁判所・上訴裁判所がある。
大韓民国[編集]
日本と同様、刑事民事に関する大法院の下位裁判所として、地方法院、家庭法院、高等法院がある。
ドイツ[編集]
ラント裁判所、高等ラント裁判所が刑事・民事を担う。行政事件は別立てで、労働、租税、社会、行政の各裁判所があり、各裁判所に上訴の高等裁判所がある。
フランス[編集]
刑事裁判は、破毀院を頂点に、控訴院が控訴審を担う。第一審は、小審裁判所、大審裁判所、重罪院と分かれる。行政事件は国務院が担う。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]