赤外線

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赤外線とは、電磁波の中でも、電波可視光の間の波長周波数を持つものを言う。

概要[編集]

波長は780ナノメートルから1ミリメートル、周波数はおよそ75テラヘルツから400テラヘルツである。赤外線は人間の目には見えないが、デジタルカメラを用いると撮影できる場合もある。全ての物体はその温度に応じた周波数の電磁波を放出しているが、常温の物体が放出しているのはこの赤外線である。

産業への応用[編集]

赤外線は、リモコンのように、近距離の通信に利用されている。また、波長が電波に近い赤外線は暖房にも利用される。非常に波長が可視光に近い赤外線を除き、宇宙から届く赤外線はほとんど地球には届かないため、他の天体からの赤外線を観測したい場合は、宇宙空間に望遠鏡を打ち上げる必要がある。

その他[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

← 波長が短い(周波数が高い) 波長が長い(周波数が低い) →
γ線X線紫外線可視光線 ・  ・  ・ シアン ・  ・  ・  ・ )~ 赤外線電波
関連 周波数