資本主義
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資本主義 (しほんしゅぎ) とは、資本と市場をもっとも重視するアメリカを中心とした西側諸国寄りの経済のことである。自由主義ともいう。
概要[編集]
歴史は古く、人類が農業を始めて余剰農産物を財産にするようになってからである。物物交換から始まった商業は貨幣と、それの価値を保証する国家の登場により発展した。商品の価格は市場によって左右され、さらには農産物の先物取引を行い、莫大な富を得るものがいる一方、財産を失う者も出た。近世ではオランダのチューリップの球根投機、日本では江戸時代に紀伊半島のみかん船と材木商が大きな利益を上げた。1930年代の世界恐慌は資本主義の弱点を露呈した。
敵は共産主義(東側諸国)である。この国家間では争いが絶えず100年以上も資本主義(金持ち)・共産主義(貧乏人)の争いを続けている。
日本でも山手と下町、都会と田舎で仲が悪いことが多いが、これも金持ちと貧乏の争いであり世界を見るとお金の争いばかりである。資本主義陣営が貧乏人に手厚くお金を配れば、自然と共産主義を支持する必要がなくなり共産主義は消滅するかもしれない。結局、資本主義と社会主義のバランスを取るのが政治であるとも言える。
資本主義に関連する思想[編集]
資本主義に反する思想として、資本主義の問題点を修正した福祉国家の思想修正資本主義、社会主義、共産主義などが存在する。また資本主義の中でも小さな政府をさらに進めようとする新自由主義などがある。