紀伊半島
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紀伊半島(きいはんとう)は、近畿地方の南部、太平洋に突出する日本最大の半島である。
概要[編集]
和歌山・奈良・三重の3県にまたがる。拡大解釈すれば、大阪・京都・滋賀・岐阜を含めた7府県にまたがっていると言える。林業・木材加工業・水産業が盛ん。
熊野古道など景勝地も多い。
西を大阪湾、南を太平洋、東を伊勢湾に囲まれた半島である。半島の北端は、概ね淀川と揖斐川、大阪市と桑名市を結ぶ線と考えて良い。山がちな半島で、半島の付け根部分を除いて平地が少なく、大阪と名古屋を結ぶ陸路は大抵関ケ原や鈴鹿といった半島の付け根部分を通り、海沿いのルートは両都市間の移動にあまり使用されない。
半島西岸では大阪市・堺市・和歌山市、東岸では四日市市・津市・松阪市・伊勢市などが主要都市である。一方、和歌山市・伊勢市より南は険阻なリアス式海岸を含む山がちな地形で、人口が少ない。
半島の鉄道は海沿いで全通が遅れ、内陸部でも路線が殆どなく、例えば十津川村の出谷地区は最寄駅まで直線距離で35km離れている所もある。
最高峰は、標高1,915mの八経ヶ岳。