新自由主義
新自由主義 (しんじゆうしゅぎ、英語:neoliberalism) は、資本主義を進化させた経済である。ネオリベラリズムとも。同じく新自由主義と訳されることもあるニューリベラリズム(英語:social liberalism)とは別物。
概要[編集]
資本主義では物足りない富裕層が官民一体となって富裕層中心の社会を実現することが真の目的である。
国家が企業と協力し経済を動かすところが資本主義版の社会主義であると言われている。小さな政府により社会保障をばっさり切り捨てる政策が日本でも行われており、ウィキペディアの一文「より社会的公正を重視し社会保障などを提唱する」は事実ではない可能性が高い。
新自由主義では富裕層への課税が極端に低いかゼロに等しくなっている。株の購入に関わる手数料がゼロということもある。このような政策を行っている国はシンガポールが有名である。富裕層は政界との関わりが強いことから選挙協力の見返りに新自由主義的な政策を実施することが多い。
経済学者ではミルトン・フリードマンやフリードリヒ・ハイエク、政治家ではマーガレット・サッチャーやロナルド・レーガン、アウグスト・ピノチェトなどが知られる。日本では中曽根政権の国鉄分割民営化、小泉政権の構造改革などが知られる。岸田政権で新しい資本主義という言葉が使われているが新自由主義または新しい社会主義とも言われている。世界のこれまでの新自由主義政策に共通することは庶民に対しての利点が具体的に書かれていないことが特徴である。一方で富裕層の側から見ると実に具体的な内容なのである。
これにタックスヘイブンやSDGsがうまく組み合わされている。SDGsの例えでは東急では高そうな物件の情報にサスティナブルのロゴがあるが、おそらく持続可能な高級住宅という意味である。新自由主義を学びたい人は、官民共同で建設されているTHE YOKOHAMA FRONT TOWERや南町田グランベリーパークが見学先としておすすめ。